2008年1月27日日曜日

白波五人男とゴレンジャー


写真は江戸歌舞伎、白波五人男の稲瀬川勢揃いの場。

5人の盗賊が、群がる捕り手をはらいのけながら一人ずつ口上を言う。

この場面が「秘密戦隊ゴレンジャー(1975)」にはじまる

戦隊もののヒントになったそうです。

生みの親は大野剣友会の殺陣師、澤村竜王(高橋一俊)

戦隊物恒例の「名乗り」、つまり、例の「アカレンジャー!」「アオレンジャー!」「キレンジャー!」「モモレンジャー!」「ミドレンジャー!」「五人揃って、ゴレンジャー!!!!!」という、1人1人ポーズを取りながら(見得を切りながら)名乗って、最後に総称を述べるという、あれ。

子供達(私の息子達を含む)が夢中で真似をするのも、見得を切るあのポーズの数々。

日本伝統のDNAの力、恐るべし。


戦隊ものはアメリカ等に輸出され、「パワーレンジャー」となり、
これまた今だに子供達に人気。(親には「暴力的」と不評だけど)


白波五人男 口上「問われて名乗るもおこがましいが」(五人の口上が全文掲載)

米国パワーレンジャー変身シーン動画

米国パワーレンジャーと日本の戦隊物の変身シーンを比較する(動画)

歌舞伎の「見得」と比較したいなら、この勧進帳の最後の弁慶のシーン(動画)


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