2009年4月4日土曜日

「泰然」とポチのうしろ姿

よく知られた語句に「六然(りくぜん)」というのがあって、

陽明学の人が唱えたそう。

先日訪れた京都御所東隣の新島襄の自宅にも勝海舟による「六然」の書がありました。


特に最後の2行

得意澹(タン)然   失意泰(タイ)然

(得意の時もたんたんとして、たかぶることなく、失意にあっても悠揚として 落ちつきはらい、些かも迫る事なく取り乱さない、の意)


などは印象に残るところです。


「澹(タン)然」も「 泰(タイ)然」も

白い雑犬のポチが、尻尾を立ててトコトコ道を行く、その後ろ姿のイメージに

ぴったりだと、私なんぞは思うのです。


得意のときもポチの後姿 失意にあってもポチの後姿


「六然」はこちらを参考にいたしました。



 






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