2010年12月13日月曜日

decency の意味

ダグ・ハマーショルド第2代国連事務総長(任期は1953年4月 - 1961年9月)の
decencyについてのメモ。

わが亡きあとにせめて端正さだけでも生き残るよう
「道しるべ」より

端正さ、は原文でdecencyと書かれているそうです。

decencyはよく「品位・品のよさ」と訳されることが多いですが、
日本語に置き換えることの難しい言葉です。

コビルドという辞書では
「自分が受け入れた道徳的基準に従っているという品位」
と説明されています。

ここで言う道徳とは、
人から教えられたものそのままではなく、
教えられたものを、自分で今一度吟味し、深め
あらためて、自分のものとして受け入れた道徳であることが
「道しるべ」から読み取れます。








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2010年11月23日火曜日

ゴールについて

昨夜は、京都チャプター主催のフォローセッション、

「安海コーチにココが聞きたい」でした。


10月24日の京都チャプター設立一周年セミナーを踏まえ

それぞれの立場からの本音トークもあり。

率直に話したほうが、実りが多い、という例でもありました。


ヒットした言葉

「ゴールと目的の位置関係」

「私らしいゴールの設定」

「現実よりゴールを強くする」

「自分との約束のかけらに出会う」


このセッションのもうひとつのゴールは

「すっきりしている!」

だったのね。



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いくつの視点から自立を語れるか

昨日はコーチングサロンin京都でした。
3年目のテーマは「自立」です。

ごく普通の身近な言葉ですが、
これを選んだのは、サロンのメンバーと私の周辺では
この言葉が、手を変え、品を変え、
何度も登場しているかに思えたからです。

いざディスカッションしてみると、
出てくる出てくる、いくつもの「視点」。
機が熟していたのですね。

ファシリをしていて「よかった」と思える瞬間です。

視点がたくさんあると、
袋小路に入らず、自由度が上がります。


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2010年11月15日月曜日

大学受験の子供のサポート

来春は次男の大学入試で
彼の希望は、他府県大学なので、試験時の宿泊先をいろいろ探していました。

前期試験用。後期試験用。
センター試験の出来によっては、志望変更する場合用。

「入試は団体戦」と言われることがありますが、次男にとっては
おそらく同大学を受ける友人もいない、「他府県アウェー」の試験になるので、
久しぶりに親がサポーターになってついていくか、と思っています。
若干、親バカだな。

大学入試の目標はもちろん合格ですが、
「合格」以外に、このプロセスを通じて、彼は何を得ようと・どうなろうとしているのか
親は彼に何を得て欲しい・どうなってほしいと思っているのか
そして、そして・・・

などということを考えながら
次回のコーチングサロンの中身を考えています。

それは、思春期の子を持つ親のためのコーチングサロンで
今回は、「大学受験の子供をどうサポートするか」
あたりがテーマですが、

いわば「多次元風呂敷」を、広げるからね!
予備校などの受験指導保護者会とは、
一味違ったものになると思います。






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2010年11月14日日曜日

直感と証明 ~リーマン予想から学ぶこと~

NHK教育制作の「魔性の難問~リーマン予想・天才たちの闘い~」を見ました。


リーマン予想とは、素数の並び方に関して
1859年に数学者リーマンが立てた予想。

感想をいくつか。

リーマンに先立つこと100年前、
オイラーという人が「素数階段」というものを考えました。
この人は、数学を視覚OR体感覚で考えることのできた人だと思います。
NHKの番組では体感覚に訴える映像を作っていたので、嬉しくなりました。

リーマン予想が「魔性の難問」と言われる理由は、
いままでどんな天才がが挑んでも解けなかったからで、
中には、精神を病んだ人もいるらしいです。

そんな中で、数学者ド・ブランジュは70才を超えても
ジムで体を鍛えながら、リーマン予想に取り組み続けているます。
彼には、ある直感があり、それは、リーマン予想を解くことが
「原子や電子のミクロ世界を理解するカギとなる」ということでした。

彼の直感は、正しかったと言えることが後年わかりました。
物理学者フリーマン・ダイソンと数学者ヒュー・モンゴメリが
リーマン予想を記述する式、ゼータ関数のゼロ点の間隔と、
原子核のエネルギーの間隔が、同じ式であらわされることに気付いたからです。

リーマン予想は、まだ証明されていませんが、これらのことは
「実際の仕事に先だって、まず、直感がやってくる」
ことを思わせます。そして、その直感とはどこから来るのか
と、いつも私は不思議に思うのです。

たとえば、それは「超越世界」とも言えるところにあって
その世界では「既知」のことが、直感の形で、現世に伝えられる。
そして、その証明作業は、
超越世界の言葉をこの世の言葉に翻訳すること
とも言えるのでは、と思うのです。






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2010年11月12日金曜日

場の親密性を再構築するには・・・

内田樹(たつる)氏の本、『日本辺境論』に
『日本人の(中略)場の親密性を自分自身のアイデンティティの一貫性よりも優先させる傾向・・・』
という箇所があります。

これに対する岡野由美さんのコメントが
これは、エントリー(アイデンティティの選択)の最適化に手が届きにくい理由のひとつだと思いました。「場の親密性」を大事にするのは、日本文化のよいところでもあるのでしょうが、それを背景に、個人としてのアイデンティティの選択と統合が弱くなるとするなら・・・。コーチングとしては、迷走する理由のひとつになり得ると感じた箇所です。(Global Coach Academy のブログから)

例えば、お互いの距離が大変に近い家族関係にこういうことが起こりえます。

そんな時、思考実験として
「何の制約もなく、誰からも意見されず、
なんでも自分で決められるとしたら、どうしますか?」
と自問自答するところから始めるのもひとつです。

最初は、制約をはずしても、それまでの枠から出られないかもしれませんが、
手を変え、品を変え試みるうちに、すこしずつ枠の外にでられるはず。

各個人がアイデンティティを確立しても、
なおかつ成り立つ場の親密性はあると思います。




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2010年11月5日金曜日

トーラス~位相幾何学のおけいこ(3)

位相幾何学を体感覚で理解する試みです。

【トーラス】

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%B9

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%B9%E7%B5%90%E3%81%B3%E7%9B%AE


トーラスでは、まず
有限の面積を持った平面の、向かい合う2辺をくっつけるところから始まります。

有限な平面の
「どことどこを、どう、くっつけるのか」という問題です。

有限な平面を扱うという意味では
ブラックホールや、ホワイトホールの位相幾何学とは性質が違います。
そこには重力というアイデアは入ってこないように思います。

でも、できあがったトーラス平面上を動き回る
ムシの気分になることはできます。

トーラスはくっつけるときのねじり方により、さまざまな形が可能です。
ねじり方の傾向が、トーラスの形状を決めるのです。

もし、こんな空間に生活する平たべったいムシならば、
どんな気分で毎日を過ごすことやら。

ねじれのないトーラス上に住むなら。
いっぱいねじれたトーラス上に住んだなら。
見える景色はどう違うのか。

*************

これにて、「位相幾何学のおけいこ」はひとまず終わり。
体感覚優位の人間は、理解するのに時間がかかります。



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