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2009年12月16日水曜日

寝ころんで、墨の薫りを全身に

再び、若き長谷川等伯が描いた大徳寺山門の龍の天井画について。

秀吉に気に入られたこの人は日本海側の出身で、
だから「ねぷた」のような絵を描くのかな、と書きました。

書をやる友人によると、
その墨跡は本当に黒々と、いまだ「にかわ」で光っていて
とても400年前に書いたとは思えない、
完成当時は、山門が「墨の薫り」でいっぱいであったろう、とのこと。

しばし、若き等伯になりきって
完成した龍の下に「大の字」に寝ころび、
全身に墨の薫りを浴びているところを
けっこうリアルに感じたのでした。

嗅覚の記憶というのは、強力です。
体験してないことまで、体験したかの錯覚をおこさせる、と思うのは
私だけなのかな?




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2009年1月22日木曜日

MAYA MAXX版 『十牛図』



生きることの真理を示すルートマップ 『十牛図』

尋牛 Seeking the ox
   このままで/いいはずない/このままで/いいはずがない


見跡 Finding the track
   求め/求め/どこまでも/どこまでも/求め/求め続ける

見牛 First glimpse of the ox
   見つけた?/まだまだ/気のせい/気のせい

得牛 Catching the ox
   よし/よーし来た/逃がすものか/逃がすものか

牧牛 Taming the ox
   本当に/本当だ/ここにいる/ここにいた

騎牛帰家 Riding the ox home
     うれしい/うれしい/家に帰ろう/家に帰れる

忘牛在人 Ox forgotten, person remaining
     落ち着いて/落ち着いたら/世界はなんて/美しいのだろう

人牛倶忘 Person and ox both forgotten
     とけていく/とけていく/わたしはなくなり/わたしはすべて/になっていく

返本還源 Returning to the source
     これでいい/何もかもあって/何もない/生まれて消え/消えて生まれる

入てん垂手 Returning to help sentient beings
      つながり/伝わり/すべては/ぐるぐる/繰り返す/だから大丈夫



MAYA MAXX展は、京都市 何必館(かひつかん)で3月22日までです。

ここにあるのは 自己発見ー>ONENESS->つながること、かな。
 








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2008年12月18日木曜日

アール・ブリュットのDVD

アール・ブリュット(ART BRUT)= 加工されていない、生のままの芸術 のDVDをお借りしています。


「超」感覚を持つ人々の作品のうち

私が羨望の念をもって眺めたのは

ジョージ・ワイドナーとズデニェク・コシェックの作品群。



ジョージ・ワイドナーの作品は

興味の対象である 都市と船とカレンダーを、

精魂を込めて並べることで、

何かが立ち顕れてくるのを待っているようです。

まさしくここに書いてある通りです。


ズデニェク・コシェックについては

彼のセリフをずっと書き起こしてみると

脈絡のなさが明らかなのですが

フレーズごとに切り取ると

そのひとつひとつは至極もっともに聞こえます。


描くことは私を消耗させるが 救いでもあった
図を描くことで 私は知覚を整理できて
私に付きまとうすべてに道筋を示せた


つながりが多すぎて全部は描けなかった

彼は多くのつながりが一度に見える人なのだと思います。

その作品は、洒落たマインドマップにも見えます。

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2008年10月29日水曜日

ARTが好きな理由

森小夜子氏作品


山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。
どこに越しても住みにくいと悟ったとき、
詩が生まれて、画(エ)が出来る。
(夏目漱石『草枕』冒頭)




「情に棹させば流される」の意味は、

感情のままに進むとどんどん流される、というぐらいでしょうか

同情しすぎると自分自身が流されてしまう、とも取れますね。

しかし、この部分は「人の感情に逆らえばひどい目に会う」と受け取る人が多いとか。

でも、辞書を引けば、そうでないことがわかります。



久しぶりに、『草枕』冒頭部分の朗読を聞き、

なぜ、自分がARTが好きなのか、

腑に落ちたのでした。



写真は友人の師匠の作品。



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2008年1月17日木曜日

○。○。水玉○。○。○水玉。○。○

草間彌生といえば、
水玉である

一度みたら忘れられない水玉
圧倒的に広がるポルカ・ドット

私にとって草間彌生とは

「ぶれない」
「一途さ」
「命の限り、噴出する」

来月から 東京でドキュメンタリー映画、

「≒草間彌生 わたし大好き」

公開! 京都では、京都みなみ会館で上映予定

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