2007年11月20日火曜日

コーチングとは目標達成の過程全体を支援すること

唐突ですが、

あなたに今、「こうなりたい」と願うことはありますか?



ここに、かえるくん、がいたとします。

彼は、「1メートル、ジャンプできるようになりたい」と思っています。

しかし、思うだけでは1mジャンプできるようにはなりません。



そこで、かえるくんは、

毎日、ジャンプを繰り返し、

2ヶ月後、1mジャンプできるようになりました。

めでたしめでたし。




ではなかったのです、現実は。




2ヶ月後、かえるくんは

やっぱり「1mジャンプできたらいいなぁ」と思っていました。

ときどき思い出したようにジャンプしてみるのですが、

飛べるのは、30cmぐらいです。


その様子をみていた、「コーチくん」がいいました。

「かえるくん、1mジャンプできるようになるために、どんなことをためしてみたい?」

かえる「毎日がんばる」
コーチ「どんな風に?」
かえる「さぼらないように、友達に練習していることを話す」
コーチ「なるほど!それから?」
かえる「どれぐらい飛べたか、記録をつける」
コーチ「ふむふむ、それで?」
かえる「それでやってみる」

コーチ「OK、それじゃあ、1週間後どうなったか、教えてね。
    報告、楽しみにしているよ。」


かえるくん と コーチくんは、1週間に1度、こんな風なやりとりをしました。

6週間後、かえるくんは、1mジャンプできるようになっていました。

めでたしめでたし。


このときの、かえるくん と コーチくん のやりとりを、コーチングといいます。

いいかえると

「コーチングとは目標達成の過程全体を支援すること」

といえると思います。


コーチングを使ってみませんか?
←応援ありがとうございます

2007年11月18日日曜日

家族の誰かが落ち込んでいるときに効くクスリ

家族の誰かが落ちこんでいるとき、
そしてそれをなんとかしてあげたい、と思うときに
よく効くクスリを紹介しましょう。

実際はクスリというより「ワザ」ですが。


まず、あなたが「影の黒幕」となり、すべてを秘密裏に進める決意をします。

家族の人数分の紙を用意します。4人家族なら4枚です。

折り目をつけるなどして、それぞれの紙を人数分の部分に分ける。4人家族なら、4つの部分に分けますね。

それぞれの部分の上部に家族の名前を書きます。(自分も含めて)

①自分の場所に、自分の短所を5こ書きます。

②続いて、自分の場所に、自分の長所を5こ書きます。無理してでも書いてください。

③家族それぞれの長所を5こずつ書きます。

「影の黒幕」であるあなたは、他の家族のひとりひとりにも書いてもらうよう、こっそり頼みます。



紙を回収してください。家族の人数分ありますね?

「黒幕」の仕事は続きます。

④きれいなカードを家族分用意してください。4人家族なら4枚ですね。

⑤各カードの上部に宛名として家族それぞれの名前を書きます。

⑥家族から回収した紙に書いてある、それぞれの「長所」をすべて、宛名ごとにカードに写します。4人家族なら、ひとりにつき長所が5×4=20こ、ずらずらーっと並ぶわけですね。自己申告ももちろん含めます。


できあがったら、カードをそれぞれ、宛名の人に渡します。

できたら、あなたの目の前で、さっとカードに目を通してもらってください。
そのとき、相手の方はどんな表情をするでしょうか?


顔がパッと、輝きますよ。(じっさいやってみたので保障できます)


もちろん、自分のカードも作ってくださいね。
宝物になります。(経験者が保障します)


このクスリのすごいところは、

誰かひとりを元気づけるつもりが、

元気付けられるのはその人だけじゃない、ってところなんです。




本日のラベルは、当然「愛」でんな。

コーチングでパワーアップ
←応援ありがとうございます

2007年11月17日土曜日

2007年11月16日金曜日

一隅(いちぐう)を照らす

「一隅(いちぐう)を照らす」とは、比叡山延暦寺を開いた最澄(伝教大師)の言葉です。

これについて、安岡正篤が『青年の大成』という本のなかで書いていることを抜粋します

おのおのがそれぞれ一燈となって、一隅を照らすこと。この「一隅を照らす」は、伝教大師がその著『山家学生式(さんげがくしょうしき)』のなかに、提唱しておることです。

なんで片隅を照らすなどと、心細いことを言われたのかーーとよく考える人がある。大光明を放つとでも言ってもらいたいところです。しかし聞くだけなら愉快だが、人間みずから大光明を放つことなど、どうしてなかなか出来るものではない。

つまらない人間も「世界のため、人類のため」などと言います。あれは寝言と変わらない。寝言よりももっと悪い。なにも内容がない。自分自身のためにも、親兄弟のためにも、ろくなことができない人間が、どうして世界のために、人類のために、なんて大口きけるか。

それよりも、自分か居るその場を照らす。これは絶対に必要なことで、また出来ることだ。真実なことだ。片隅を照らす! この一燈が萬燈になると「萬燈遍照」になる。こういう同志が十万、百万となれば、優に日本の環境も変わりましょう。

*****ここからは 余談ですが******

安岡正篤先生は、

「豚カツとビールばかり食べていると頭が鈍る」

何度も話されたようです。

安岡先生ご自身は、

「豚カツとビール」

の組み合わせを、本当はこよなく愛したのでは?

と思うのは私だけかしら。


コーチングで一隅を照らす