2010年11月23日火曜日

ゴールについて

昨夜は、京都チャプター主催のフォローセッション、

「安海コーチにココが聞きたい」でした。


10月24日の京都チャプター設立一周年セミナーを踏まえ

それぞれの立場からの本音トークもあり。

率直に話したほうが、実りが多い、という例でもありました。


ヒットした言葉

「ゴールと目的の位置関係」

「私らしいゴールの設定」

「現実よりゴールを強くする」

「自分との約束のかけらに出会う」


このセッションのもうひとつのゴールは

「すっきりしている!」

だったのね。



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いくつの視点から自立を語れるか

昨日はコーチングサロンin京都でした。
3年目のテーマは「自立」です。

ごく普通の身近な言葉ですが、
これを選んだのは、サロンのメンバーと私の周辺では
この言葉が、手を変え、品を変え、
何度も登場しているかに思えたからです。

いざディスカッションしてみると、
出てくる出てくる、いくつもの「視点」。
機が熟していたのですね。

ファシリをしていて「よかった」と思える瞬間です。

視点がたくさんあると、
袋小路に入らず、自由度が上がります。


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2010年11月15日月曜日

大学受験の子供のサポート

来春は次男の大学入試で
彼の希望は、他府県大学なので、試験時の宿泊先をいろいろ探していました。

前期試験用。後期試験用。
センター試験の出来によっては、志望変更する場合用。

「入試は団体戦」と言われることがありますが、次男にとっては
おそらく同大学を受ける友人もいない、「他府県アウェー」の試験になるので、
久しぶりに親がサポーターになってついていくか、と思っています。
若干、親バカだな。

大学入試の目標はもちろん合格ですが、
「合格」以外に、このプロセスを通じて、彼は何を得ようと・どうなろうとしているのか
親は彼に何を得て欲しい・どうなってほしいと思っているのか
そして、そして・・・

などということを考えながら
次回のコーチングサロンの中身を考えています。

それは、思春期の子を持つ親のためのコーチングサロンで
今回は、「大学受験の子供をどうサポートするか」
あたりがテーマですが、

いわば「多次元風呂敷」を、広げるからね!
予備校などの受験指導保護者会とは、
一味違ったものになると思います。






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2010年11月14日日曜日

直感と証明 ~リーマン予想から学ぶこと~

NHK教育制作の「魔性の難問~リーマン予想・天才たちの闘い~」を見ました。


リーマン予想とは、素数の並び方に関して
1859年に数学者リーマンが立てた予想。

感想をいくつか。

リーマンに先立つこと100年前、
オイラーという人が「素数階段」というものを考えました。
この人は、数学を視覚OR体感覚で考えることのできた人だと思います。
NHKの番組では体感覚に訴える映像を作っていたので、嬉しくなりました。

リーマン予想が「魔性の難問」と言われる理由は、
いままでどんな天才がが挑んでも解けなかったからで、
中には、精神を病んだ人もいるらしいです。

そんな中で、数学者ド・ブランジュは70才を超えても
ジムで体を鍛えながら、リーマン予想に取り組み続けているます。
彼には、ある直感があり、それは、リーマン予想を解くことが
「原子や電子のミクロ世界を理解するカギとなる」ということでした。

彼の直感は、正しかったと言えることが後年わかりました。
物理学者フリーマン・ダイソンと数学者ヒュー・モンゴメリが
リーマン予想を記述する式、ゼータ関数のゼロ点の間隔と、
原子核のエネルギーの間隔が、同じ式であらわされることに気付いたからです。

リーマン予想は、まだ証明されていませんが、これらのことは
「実際の仕事に先だって、まず、直感がやってくる」
ことを思わせます。そして、その直感とはどこから来るのか
と、いつも私は不思議に思うのです。

たとえば、それは「超越世界」とも言えるところにあって
その世界では「既知」のことが、直感の形で、現世に伝えられる。
そして、その証明作業は、
超越世界の言葉をこの世の言葉に翻訳すること
とも言えるのでは、と思うのです。






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2010年11月12日金曜日

場の親密性を再構築するには・・・

内田樹(たつる)氏の本、『日本辺境論』に
『日本人の(中略)場の親密性を自分自身のアイデンティティの一貫性よりも優先させる傾向・・・』
という箇所があります。

これに対する岡野由美さんのコメントが
これは、エントリー(アイデンティティの選択)の最適化に手が届きにくい理由のひとつだと思いました。「場の親密性」を大事にするのは、日本文化のよいところでもあるのでしょうが、それを背景に、個人としてのアイデンティティの選択と統合が弱くなるとするなら・・・。コーチングとしては、迷走する理由のひとつになり得ると感じた箇所です。(Global Coach Academy のブログから)

例えば、お互いの距離が大変に近い家族関係にこういうことが起こりえます。

そんな時、思考実験として
「何の制約もなく、誰からも意見されず、
なんでも自分で決められるとしたら、どうしますか?」
と自問自答するところから始めるのもひとつです。

最初は、制約をはずしても、それまでの枠から出られないかもしれませんが、
手を変え、品を変え試みるうちに、すこしずつ枠の外にでられるはず。

各個人がアイデンティティを確立しても、
なおかつ成り立つ場の親密性はあると思います。




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2010年11月5日金曜日

トーラス~位相幾何学のおけいこ(3)

位相幾何学を体感覚で理解する試みです。

【トーラス】

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%B9

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%B9%E7%B5%90%E3%81%B3%E7%9B%AE


トーラスでは、まず
有限の面積を持った平面の、向かい合う2辺をくっつけるところから始まります。

有限な平面の
「どことどこを、どう、くっつけるのか」という問題です。

有限な平面を扱うという意味では
ブラックホールや、ホワイトホールの位相幾何学とは性質が違います。
そこには重力というアイデアは入ってこないように思います。

でも、できあがったトーラス平面上を動き回る
ムシの気分になることはできます。

トーラスはくっつけるときのねじり方により、さまざまな形が可能です。
ねじり方の傾向が、トーラスの形状を決めるのです。

もし、こんな空間に生活する平たべったいムシならば、
どんな気分で毎日を過ごすことやら。

ねじれのないトーラス上に住むなら。
いっぱいねじれたトーラス上に住んだなら。
見える景色はどう違うのか。

*************

これにて、「位相幾何学のおけいこ」はひとまず終わり。
体感覚優位の人間は、理解するのに時間がかかります。



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ワームホール~位相幾何学のおけいこ(2)

位相幾何学を体感覚で理解する試みです。

【ワームホールの図】

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB

ワームホールは、
ブラックホールと、ブラックホールを幾何学的に反転したホワイトホールを
くっつけたもの、と言えるが
この「くっつける」というのが容易ではない。
ただ、「くっつけた」だけでは、
ブラックホールから、ホワイトホールへの通過は出来ず、
「くっつけた」所に穴をあけなくてはならないからである。

空間に穴をあける、とは大変なことで、
それは単に、ブラックホール、ホワイトホールであるということとは
大きく性質が異なるものとなる。

2つのシャボン玉をくっつけたら、
ある界面を共有しながらも、やはり、2つのシャボン玉で在り続ける。
これはワームホールの比喩とはならない。

一方、水に浮いた油の円は
2つの油の円をくっつけると、
ときとして、一つの大きな円になることがある。
これは、ブラックホールとホワイトホールがくっついて
通過可能となったワームホールの比喩になりうる。


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ブラックホール~位相幾何学のおけいこ(1)

位相幾何学を体感覚で理解する試みです。

【ブラックホールの図】

http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/resource/tenmon/space/theory/images/theory_fig_06_1.gif

この線は何を表わすか?
⇒方眼紙の罫線。

イメージを描きやすくするため、
3次元空間を2次元平面に置きかえる。

そして私は平面の上を動き回る平べったいムシ、というイメージである。

この平面のある点に、非常に重いビー玉を置く。
その重みに耐えかね、ビー玉は沈み込む。

するとラッパ状のアリ地獄!できる。

すると2次元平面を動き回る平べったいムシである私は、
そこに生じた、傾斜に耐えかねて、ズルズルと落ち込んでゆく・・・・

とすると、ラッパの深さは時間軸ではなく、
引き込む力の(重力)の強さ、ということになります。


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2010年11月2日火曜日

広沢Gまで写真を撮りに

Hirosawa-no-ike Pond

9月からこのかた、
子供の野球部の2010年度の会報を編集しています。
OBの分を含め、850部ぐらい作ります。

印刷業者さんと一緒に何かをするのは初めてなので、
入稿、初校、再校と、どんな風になるのか、楽しみです。

ただ、先月は4本のセミナーと並行しての作業だったので、
時間のやりくりが大変でした。

「今日は、会報編集の日」
「今日は、セミナー準備の日」

つまり、編集の時は、セミナーのことは一切考えない。
セミナー準備のときは、編集のことは全部忘れる。
切り替えと集中が必要だったので、
一日一日を色分けするような気持ちで過ごしました。

先日、ようやく入稿。日曜日、不足を補うため、
広沢池近くのグラウンドまで、写真を撮りに行きました。

市バスに揺られて
金閣寺~仁和寺~竜安寺~広沢の池
と行きましたが、気分はほとんど観光客です。
京都に住んでいますが、普段はなかなか行かないものです。

広沢の池周辺にはジョギングする人がたくさんいました。
時代の移り変わりを感じました。


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2010年11月1日月曜日

HCJ大阪実践道場

10月30日、
HCJ大阪実践道場を開きました。

コーチングを仕事で使えるように、と
さまざまな課題を持ち寄った180分。

三重や岡山からも参加があり、嬉しい限りでした。
プロコーチ達と一緒につくる実践道場は、
学びの質が本当に高くなります。

FBとディスカッションを手厚くしたので、
コーチ役の方にはとても満足していただけたのですが、
全員にコーチ役をしてもらえなかったのは反省点。



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「モチベーションを見える化せよ」

P1010616

10月24日、
京都チャプター一周年記念セミナーで作った
缶バッジです。

「こうなったら、嬉しい」を
「見える化」したもの。

知人が、この夏休みに
「富士山に登った!!」と言っていたのに
影響されています。

彼女は私と同年代ですが、
6月頃から、毎日スクワットを100回したそうです。
「ず~っと登りたいと思っててん~」と言ってました。

ミッションも、価値も、めざすゴールも、
「見える化」することで、リマインドの回数が増えます。
それだけ、体現率が上がる、という仕組みです。

ゴールを設定したら、
「どうしたら、それが出来るか?」とは聞かない。
「もし、これができたら、どのぐらい嬉しいか?」と聞く。
それが、自分の枠の外側から答えを引き出す方法。





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ビジョンを何で描くか

引き続き、ビジョンメイキングが最近のテーマです。

ビジョンの意味は


[vision]
1 your ability to see
2 an idea of what you think something should be like
3 something that you seem to see, especially in a dream, as part of a powerful religious experience
4 the knowledge and imagination that are needed in planning for the future with a clear purpose

【ビジョン】
1 視力
2 あるものが、どの様であるべきかについての、あなたの考え
3 あなたが見たと感じるもの。
  特に夢において、強力な宗教的体験の一部として、あなたが見たと思うもの
4 明確な目的を持って未来を計画するために必要な知識と想像力

(出典:ロングマン英英辞典)

この4つのうち、いくつかが混ざる、ということもあるのでしょう。
膨らみを感じる定義です。

「視力」という意味が根底にあるようですが、
2と4だけに注目すると、
必ずしも視覚だけに注目する必要はないですね。

その人の優位感覚を中心に据えた
ビジョンの描き方が考えられます。

聴覚優位の人は、  「何が聞こえるか」によって
言語感覚に優れた人は「言葉のリストアップ」
「言葉の定義付け」、「言葉と言葉の関連付け」によって描くことができます。

では、体感覚優位の人は?

「このビジョンが達成された暁には、こんな感覚を体中に感じているはず!」
なんて方法で描くのかな?












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コーチングサロンin京都

2週間前にアップしたつもりだったのですが、まだでした。
遅まきながら10月18日の報告です・・。

*****************************
昨日は、3年目に入った

コーチングサロンin京都でした。

思春期の子供を持つお母さん達といっしょに

より豊かな家族関係をつくっていく方法を考えています。


それぞれの熱い思いを皆さんで共有できたことに感謝です。

お母さんたちとのやりとりは、

それぞれの深い体験がベースにあるので、

観念だけが上滑りすることなく、

実(ジツ)のある感じが心地良いです。


同じテーマを扱っても、ひとりで考えるより

みんなでディスカッションしたほうが、

厚みと深みが一層増します。

そのようにして共有できたものを、大切にしたいと思います。


その後、録画していた「ハーバード白熱教室」を見て考えました。

それぞれの立場、考えが違うのは当然のこと。

違いを尊重しつつ、共に作業することで、何かを作る。

そこで提供していきたいと思ったのは

考えるためのフレームワーク。


そしてフレームワークには、

「硬い」のと「柔かい」のがあると思います。

今回のコーチングサロンのフレームワークは

若干、「硬め」だったかな。

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