2009年2月27日金曜日

花のエネルギー

レイ・ポエポエ

昨日の記事で、

「花の形は放射の形、エネルギー発散!の形」と書きました。


唐突ですが、

ハワイで、花のレイが作られる理由がよく納得できました。

花からエネルギーをもらうのですね。

花の開いた方が、心臓に向くように掛けるのが

正しい掛け方なのだそうです。


写真は、生まれて初めて作った生花のレイ。

花はデンファレです。



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2009年2月26日木曜日

「感覚のトレーニング~自然の形からわかること」

感覚のトレーニングをやってみました。

やりかた:

公園に行って、自然のなかから、アルファベットや数字を見つけ、写真に記録する。


これは、インダストリアルデザイナーの阿部雅世氏が、

「ラジオ体操がわり」に日常行っている感覚のトレーニングだそう。

感覚はトレーニングし続けないと、衰えるそうです。

このトレーニングでは、大人は苦労しますが、子どもは楽々とこなすそうです。

そしてこれは、阿部さんのお気に入りのトレーニング。


さて。

トレーニング場所は、「糺(ただす)の森」。

始めてはみたものの、なかなかアルファベットやら数字やらの文字は見つかりません。


たしかに、自然の中にいろいろな基本形を見つけることはできます。

しかし、どれも「つながったり」「反復したり」「フラクタル風だったり」・・・

1文字【W】【M】

ここでは、「W」が見えるような。

2自然の形は反復する

同じ形を繰り返しながら、増えていく枝。




わかったこと。

自然の中に、文字の形は単体ではなかなか存在しません。

どれも、「つながって」います。

ある「基本形」が、つながり、反復したり、フラクタル風に枝分かれします。

それが「続けることの可能な形」あるいは「成長するものの必然の形」なのでしょうね。



******



そこにあえて文字を探すのです。

地面に落ちた枝や、

偶然の重なりぐあい、

あるいは、一部が似ているだけでもいいので無理矢理こじつけたり

ネガとポジの両方を見たり。


文字【K】
文字【K】のつもり

文字【O】③
文字【O】

文字【T】
文字【T】こういう風に落ちていました。触っていません。

文字【V】
文字【V】ちょっと飾りをつけて。


******

さらに気づいたこと。

基本形として、目を引くにもかかわらず、

文字の中には存在しない形は

「放射型」

放射型は、その形自体は、それ以上展開できません。

そこで終わりになります。

放射状の葉

でも放射型も自然の中によくある形

たとえば、太陽光線など。

「エネルギー発散!」の感覚が伝わってきます。

それを思うと、なぜ世の中には「花好き」が多いのか、

はた、とわかりました。

花の形は「放射の形」。

「エネルギー発散!」の「めでたい」形

梅の花なんていうのもそうですね。

糺の森1光琳の梅アップ
光琳の梅。ちょっとピンぼけです。




自然の中には

続く形 = 成長の形 と

放射の形 = エネルギー発散の形 が

あるのだな、と思いました。

 



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2009年2月17日火曜日

比喩的に

ワークショップでは、

あらかじめ、構成を考えておきます。

建築物で言えば、鉄骨を組んでおく感じです。



でも結果についてはオープンエンド、

つまりどんな結果が出てもOKという姿勢でのぞみます。


ワークショップのはじめに、

最初の流れの方向を示します。

すると、参加者は参加者独自の流れを作り始めます。


その流れを受けつつ、その後のプログラムを続けます。


参加者と作りだした最終的な結果である建築物は

とても意外で、とても美しい形をしていました。



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2009年2月16日月曜日

今井純『自由になるのは大変なのだ』

インプロ = 即興芝居 についての本。

目次をみて、気になるキーワードをピックアップ。


【自由】の反対語は【恐怖】

●プレイヤーの心理
失敗を恐れる/笑いを狙う/「ありのままの自分」でいられない/
「いいアイデア出さなきゃ」「発想よくしなきゃ」/全部、説明しようとする/
影響されたくない・変化したくない/
「相手とつながれない」ということが「コミュニケーションが取れない」ということ/ 一瞬一瞬にいられない


●インプロを教えるということ
恐怖を取り除く指導/指導者の責任/型にはめてはいけない/評価していたら、自由になれない/
セオリーが規則になったら元も子もない/自由でない人が、人を自由にはできない/


●演技にとってのインプロ
演技というもの/声が大きくても、滑舌が良くても・・・/感情が出ない理由/
人と人との距離は愛に比例する/キャラの元/


詳しくはこちら








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2009年2月14日土曜日

『ディファイアンス』 初めて語られたユダヤ人によるユダヤ人救出の物語

1941年、ナチスの迫害をのがれて

ベラルーシの森に逃げ込んだ ユダヤ人3兄弟と1200人のユダヤ人たちの物語

厳寒のベラルーシの森の中でコミュニティーを作り、

迫害が終わるまで生きのびる。

そこには、病院があり、学校があり、裁判所があり・・・。


恋があって、誕生があって、

さまざまな矛盾と悩みがあり・・・。


このコミュニティーを率いた3兄弟は

このコミュニティーについて生涯、沈黙したまま、

1人は後の戦争で、後の2人はアメリカで無名のまま貧困のうちに亡くなりました。


シンドラーや、杉浦千畝のように、

ヒーローとして讃えられることはありませんでした。



そして、ようやく、映画化。

主題は一貫して「人間らしく生きる」で、重たい映画だとのこと。

監督は「ラストサムライ」のエドワード・ズウィック。



「ベラルーシの森の1200人」の子孫は、現在数万人になっているそうです。



京都では二条シネマで今日から公開。

公式サイトはこちら



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2009年2月13日金曜日

触りごこちを表現する言葉の辞書

京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科

デザイン科学専攻終了制作展にともなって行われた

国立エストニア芸術大学教授 阿部雅世氏の特別講演に出席しました。彼女の

「触りごこちを表現する言葉の辞書 = ハプティック・デイクショナリー」の仕事と

その仕事の進め方の大ファンだからです。


彼女の仕事の進め方は、


 アイデア

 観察

 収集

 分類

 分析

 名前をつける

 発表する


発表では、「伝えたいことが一目でわかる」ことが要求されます。



阿部雅世氏のHPはこちら

HAPTIC DICTIONARY(ハプティック・ディクショナリー)のことが少しだけわかるページです。


 【HAPTIC】(形容詞) 触覚に関する、触覚型の


この本『なせデザインなのか。』にはもう少し詳しい説明があります。





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2009年2月12日木曜日

はがき・ひこうき

終了制作展2009

京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科デザイン科学専攻

修了制作展の案内ハガキです。

実際の地の色は白ではなく、シルバーです。


昔の学習雑誌の付録のように

部分的にカットしてあって

はずすと、飛行機が組み立てられます。


見て楽しい、組み立ててまた楽しいハガキです。


飛行機は、先日リニューアルした私のホームページのメインモチーフでもあり、

つい、手にとってしまいました。


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2009年2月11日水曜日

移民のデザインが熱い

オバマ大統領夫人、ミシェルさんが、

就任式のときに来ていた、輝くような黄色のドレスは

イザベル・トレドというデサイナーによるものです。

彼女は8歳のとき、キューバからアメリカに来た移民で、

現在は自宅兼工房に20人のお針子を雇い、

服はすべて手作りなのだそう。


ミシェルさんが就任パーティで着た、白いワンショルダー・ガウンは

ジェイソン・ウーというデザイナーによるもので

彼は台湾で生まれ、東京で彫刻を学び、25歳でアメリカへ。

彼はまだ26歳


世界不況で、ファッション界も厳しいのですが、

ミシェル夫人のスタイルだけは注目を集めていて、

「女性らしく」て「パワフル」だと、

あらゆる年齢・あらゆる立場の女性に人気だとか。


就任式の黄色のドレスにあったのはセント・ガレン刺繡

こちらがジェイソン・ウーの作品

そして皆が、イザベル・トレドの春夏コレクションの発表を待っているとか。



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2009年2月6日金曜日

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

80歳で生まれたベンジャミンが、どんどん若返っていく、という設定の映画

複雑な感情の数々が描かれているそうです。

「成長する、とは、どれだけいろいろな種類の感情を理解できるか、である」

と言った人がいました。

出演はブラッド・ピットとケイト・ブランシェット

ケイト・ブランシェットが出ているなら、よけいに是非とも観たい・・・。

公式サイトはこちら

京都では明日から公開。


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2009年2月5日木曜日

1日3時間は頭脳労働に

我が家には今年も受験生がいて、

この時期は、自分も風邪を引かないように気をつけます。

食事と睡眠がポイントです。

私はロングスリーパーなので、(8時間ぐらいはびっちり寝る)

睡眠を確保しようとすると

タイムマネジメント力が必要に。。。

1日3時間は完全な頭脳労働に使う、というのが理想。


・・・理想にするのではなく、そう宣言してしまえばいいのか?


というわけで、2月中は、ブログ記事の更新間隔をあけますね。







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2009年2月3日火曜日

叡智の結集

このようなお題をいただいた気がしています。

「叡智を結集」させるにはどうすればよいのか?

関連する書籍を調べました。

①「最強組織の法則 新時代のチームワークとは何か」
 (ピーター・M・センゲ著 守部信之訳 :徳間書店)

  最強の組織とは、学習する組織である。
  学習する組織が、イノベーションを生む。

②「ワークショップ・デザイン 知をつむぐ対話の場づくり」
 (堀 公俊、加藤 章 著、日本経済新聞出版社)

  ①のような学習する組織を作るには
  ワークショップをデザインできるようになればよいのでは?
  「いま」「ここで」で起こることを大切にして
  その場に「新しい何かが生まれる」ようにすること。

  そのためには、事前に十分な作り込みが必要。







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2009年2月2日月曜日

ホームページの更新完了

昨年12月から取りかかっていたホームページの更新がようやく完了!

年内に仕上げるつもりだったのですが、時間がかかりました。

まだ、画像など、手を入れたいところもありますが、とりあえずアップします。

よろしかったら見てくださいね。

タイトルは「自分が輝く3つの方法」(←クリックすれば見ていただけます)。

身もフタもない表現かなとも思いましたが、

文学性?は横に置き、わかりやすさを追及しました。

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2009年2月1日日曜日

チベットの人と文化に出会うには

ジンガロのDVDと本を貸していただいています。

演目はチベット文化に着想を得たものです。

この作品を作るために、ジンガロのリーダーであるバルタバスは

チベットの難民キャンプを、尋ねました。

そこにたどり着くまで、飛行機を降りてから、4日間かかるのだそうです。

「4日間かかって行く、というプロセスにも意味がある」

というようなことをバルタバスは話していました。




チベットのラサを訪ねたことがある、という

コーチ仲間の話を聞いたことがあります。

ポタラ宮はそこにあったが、

チベットの人とじかに話をすることはできなかったそうです。

中国政府が厳しく制限しているからだそう。



チベットの人と文化に出会いたければ、「難民キャンプへ」ということなのか?








コーチングで一隅を照らす(私のホームページです)
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