2010年10月28日木曜日

虎穴に入るのは、何のため?

「私の10月はビジョンメイキング月間!」と周囲に言っている今日このごろです。


一年ぶりにジンバルドの「時間志向テスト」をやってみました。


去年との違いは

現在快楽型 ↑
未来型   ↓
超越未来型 ↑↑

「未来ではなく、超越未来にコミットするために、現在でリスクをとる」

という傾向が出てきた、と解釈。

虎穴に入るのは、何のため? 
虎児を得るため。
虎児って何?
未来だけではなく、超越未来を視野に入れたビジョン。

そう、未来だけを見ているのはツマライと思っているらしいのです。


「時間志向テスト」はこの本に載っています。





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2010年10月23日土曜日

時代祭、あるいは京都中心史観

Jidai Matsuri Fes.  Kudara_O_Myoshin

白虎隊にはじまり、神様の御幸に終わる、時代祭。

神様とは、平安京を開いた桓武天皇と

京都に在位した最後の天皇、孝明天皇のことです。


その徹底した、京都中心のデザインが愉快です。

楠公こと、楠木正成の行列が、

織田信長や、羽柴秀吉のものよりず~っと立派。


七卿落ちがクローズアップされたり、

「藤原時代」やら「延暦時代」やら、歴史の教科書とは異なる時代区分。


また、時代をさかのぼって、

一番最後に桓武・孝明両天皇の御幸を持ってくるところなど、

「ウチら、1000年の都どすぇ~」という

澄まし顔の、その実、京都の気概が伝わってきます。



京都とは関係ないですが、

もうひとつ興味深かったのは、馬の性質。

映画用の馬が使用されるのですが、

馬のガンコなこと極まりなく、

「こうする!」と決めたらテコでも意志を曲げない。

それをうまくいなすのが馬子の役目。

行列が止まって馬がイラつくつと、

その呼吸をはかって、小さく左回りさせるのです。

女性の馬子が多かったのも目を引きました。


馬の1頭はどうしてもいうことを聞かず、

とうとう乗り手を振り落としてしまいました。

怪我がひどくなければいいのですが・・・。




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2010年10月22日金曜日

「好き嫌い」に責任を持つ

白洲正子生誕100年です。

ある番組での、彼女と親交があった青柳氏の話の内容から。


ふつう、「好き嫌い」というと

その人だけの「好み」なのだから、

他人がとやかく言うことではない、

ほっときなさい、ということになるのだけれど、

白洲さんの場合は違う。


「あなたは、「これ、嫌い」というかもしれないけれど、

あなたの「好み」からして、本当は「好き」かもしれない。

だから、もう一度、試してみて」


「好き嫌い」の基準は

恣意的な思い込みから、

もっと鍛えられたものすることができる、

というのが彼女の考えだったそう。


「私、間違ってたわよ。

あんなもの、と思っていたけれど、

大間違いだってことに気付いたわ」


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アルツハイマー病患者と魂

アルツハイマー病に罹ることの

何が恐ろしいかというと

「自己認識」を徐々に失っていき、

自分の人生の最終ステージまで

今、認識できている「自己」を保持できない、

ということらしいです。


あるアメリカ人患者はその美しいエッセーの中で

「だから、魂を創ることに意識を向けている」

と書いています。

The fear is losing your life,
knowing that you wont't bring
self to the end stage of your life.
So I look to build my spirit.
(Time 10/25/2010)


キリスト教徒のもつ世界観だと思いました。


仏教徒なら、同じ状況に対して、

どういう姿勢で臨むのでしょうか。



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2010年10月19日火曜日

天才少女画家 オータム・デ・フォレスト

天才少女画家と呼ばれる

オータム・デ・フォレスト(8才!)の作品を紹介します。


オータム・デ・フォレストの作品(←クリックしてください)


6才のころの抽象画は、本当に素晴らしいです。

アンディ・ウォーホールや、ジョージア・オキーフから

想を得たらしい作品では、

大人のような高い技術と、

興味の対象を無心に真似る子供らしさが同居するという

意外性が面白いです。



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2010年10月17日日曜日

優位感覚に関する遅まきの発見

どの感覚が優位であるかは、人によって違いますが

視覚優位、聴覚優位、体感覚優位の3タイプに分けられるといいます。

これに言語感覚を入れる考えもありますが、

それは、「感覚より思考が勝っている」ということかも知れません。


さて、私は長らく自分のことを視覚優位と思っていましたが、

最近、どうやらそうではないことに気付きました。


体感覚優位です。


学生のころ、数学より物理が好きだったのですが、

「物体の運動」を理解するのに、

自分が「鉄の球」になって、

坂を転がったり、

鉄線に結び付けられて、

ぐるぐる回って、

遠心力を感じたりする感覚を通して

運動方程式を理解していたことに気付きました。


さらに微分も積分も

鉄球の運動を通して

体感覚的に理解していたことを思い出しました。


今更ながら、

「なんと、私は鉄の球になりきっていたのか?!」と

驚きました。



新しいことを学習するには

優位感覚を活用するとうまくいく、といいますが、

自然とそうしている、ということもあるのですね。


あなたの優位感覚は何ですか?








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2010年10月9日土曜日

安心感を与えるコミュニケーション

大阪市東成区社会福祉協議会の

団塊・シニア世代を対象にした連続講座「大人の学び舎」で

1講座を担当させていただきました。

2時間、「聞く」を中心に楽しい学びのひとときを持ちました。


大阪のシニア、恐るべし、です。

「ノリ」の良さはハンパではありません。

70才以上のシニアの方が多く、最高齢は81才!

その積極的な学ぶ意欲に刺激を受けました。


もうひとつは、難聴気味の方が参加して下さったこと。

コミュニケーションのワークショップでは、

大勢が一度にワイワイガヤガヤ話すので、

一般の方でも聞きとりにくいことがあります。

急遽、進め方を変更したりしましたが、

かなり厳しい場面もあったと思います。

しかし、この方の、視覚をフルに活用した

「聞く力」には脱帽!!




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