2007年12月30日日曜日

曲がりネギ

お正月の準備をしながらラジオを聞いていたら、

仙台の地野菜、「曲がりネギ」の話題が。


そういえば、近頃スーパーなどで「曲がりネギ」を目にすることがあったなぁ。


ところで、なんで曲がっているのか?


仙台では地下水の水位が高いので、
普通にネギを育てると、
地下水で根元が腐ってしまう。

そこで、ある程度ネギが育つと、いったん抜き
ナナメ45度でもう一度植え直す。
ネギは再び空へ向かって育ち続ける。


そうやって育てたネギは、収穫すると

「曲がりネギ」

なるのだそう。




さらに、

「適度なストレスのもとで育つと、甘みのある美味しいネギになる」

そうです。


このネギの話、面白いところがふたつ。

 1. 悪条件とみえても、その土地にあった育て方をすると、
    かえって良いネギができる。

 2. 「適度な」ストレスがネギを美味しくする。


ネギに対する愛、といえるかも。


もちろん、過度なストレスは よろしくありません。


コーチングで新しい視点を得ませんか?
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2007年12月29日土曜日

高橋大輔と進化

久々に男子フィギュアスケートをTV観戦。

この試合では、高橋大輔が圧勝。

だだ圧勝しただけなく、実況は

「進化して、新しい次元に達しようとしている」


なんと、スケーティングの中にヒップポップのステップを取り入れている。

世界で高橋大輔しかできないステップらしい。

見たことのないスケーティング。


今日は「進化」とか「新しい次元」とかいう言葉が

とても強く響いてきました。


イイコトバダナア


どうすれば、自分の中に「進化」を起こすことができるか?

コーチングで異次元へ
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2007年12月25日火曜日

『バシャール スドウゲンキ』



元格闘家 須藤元気氏が ダリルアンカというチャネラーを介して バシャールと対談した本。

こう書いただけで、かなりアヤシイ。

須藤元気氏自身も「(チャネリングを)信じられないという人の方が今の段階では健全なのかも」と書いている。



バシャール自身の言うことは、

たとえば、マイク・マクマナス著『ソース』で主張されていることと大筋で同じです。。


私は、須藤元気が、バシャールの主張に賛同しつつも、

バシャールが乗ってきたという宇宙船を、

「今、呼んでもらいたいのですが。」

とデジカメを手しにた、という箇所などが好き。



チャネリングの最中でもジョークを言うのが新鮮です。


いわゆるスピリチュアルな世界観が流行していて、私も興味を持って何冊か読んでいますが、

こういう世界に対する須藤氏の次のようなスタンスはとても私にフィットします。


「チャネリングという道具立てではなく、伝えられる情報の質に注目してはどうだろうか」


この本を貸してくれた友達、ありがとう

自分をしっかり認めよう!
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2007年12月15日土曜日

五木寛之の本『霊の発見』から

宗教哲学者・神道ソングライターの鎌田東二氏との対談です。

印象に残ったところを抜粋します。


「日本人の場合、霊的なものは、無意識と非常に関わっている(略)無意識の深いところへ、グワーっとはいって、無意識を動かす、神の背後力のようなものを、イメージしていると思うんです」

(・・・その感じ、わかります)

「古代ギリシャの哲学者プラトンは、霊魂を、理性とか、ロゴスとか、意識の世界の一番クリアなものと結びつけましたけど」

(・・・えーっ、そやったん?!でも、そういえば、そうやなぁ。西洋文化圏人の言語化への情熱は半端やない)

「心というのは昔は腹にあった。それがどんどん上がってきて、(略)胸にあるようになり、いまやもう脳にあるんだと」

(・・・確かに脳の研究は進んできた。けれど、私は心を「腹」に戻したい。その方が安定して回転するコマのようでいいと思う)


あと、日本の神について、いくつか

「日本の神様、(略)マレビトの訪れは「音連れ」すなわち音とともにやってくる」

「あめつち初めてひらけし時、高天原になりませる神の名はの「なりませる」の部分は・・・(略)音がぶわーっと鳴り響いて、高天原にあめつちがはじめて分かれてくるときの、ババババッという音響とともに、熱エネルギーが放射される音だと」

「仏教は安心を説き(略)神道の神はただ存在するもの」

「折口信夫の説では「タタリ」とは「タチアリ」、神がおたちになる、顕現するという意味です。大自然のエネルギーですから、いいとか悪いとかは超えて、人間に、いつ、どう発現するかわからない。」


日本人の私には日本古来の神の雰囲気がよ~く伝わってくる本でした。

この本を貸してくれた友達、ありがとう

コーチングで新しい視点を得ませんか?
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2007年12月13日木曜日

ラクダの名前

アルファステーション(FM京都)のDJ佐藤裕樹さんの話です。

「語彙は文化を表す」というお話。


<例1>

日本には米をあらわす言葉は3種類あります。

 米
 ご飯(炊いたお米)
 イネ(水田で育てている段階で)

これは、英語では ただ一言

 RICE

だけです。


<例2>

日本には水をあらわす言葉は2種類

 水
 湯(熱い水)

英語では、熱くても、冷たくても

 WATER

ちなみに、湯のことは HOT WATER


<例3>

アラブでは動物のラクダをあらわす言葉が13あるらしい。

 ○○×@  (頑固なラクダ)
 $&&%  (足の速いラクダ)
 *@+○  (すねたラクダ)
 ・・・
 ・・・
 ・・・
 ・・・
 =@|$  (意固地なラクダ)
 



アラブ諸国の人々はン千年にわたり
ラクダの人柄(ラクダ柄)によりそって、ともに生きてきたのであろう。

ラクダを大切にする気持ちの表れだとおもう。


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2007年11月20日火曜日

コーチングとは目標達成の過程全体を支援すること

唐突ですが、

あなたに今、「こうなりたい」と願うことはありますか?



ここに、かえるくん、がいたとします。

彼は、「1メートル、ジャンプできるようになりたい」と思っています。

しかし、思うだけでは1mジャンプできるようにはなりません。



そこで、かえるくんは、

毎日、ジャンプを繰り返し、

2ヶ月後、1mジャンプできるようになりました。

めでたしめでたし。




ではなかったのです、現実は。




2ヶ月後、かえるくんは

やっぱり「1mジャンプできたらいいなぁ」と思っていました。

ときどき思い出したようにジャンプしてみるのですが、

飛べるのは、30cmぐらいです。


その様子をみていた、「コーチくん」がいいました。

「かえるくん、1mジャンプできるようになるために、どんなことをためしてみたい?」

かえる「毎日がんばる」
コーチ「どんな風に?」
かえる「さぼらないように、友達に練習していることを話す」
コーチ「なるほど!それから?」
かえる「どれぐらい飛べたか、記録をつける」
コーチ「ふむふむ、それで?」
かえる「それでやってみる」

コーチ「OK、それじゃあ、1週間後どうなったか、教えてね。
    報告、楽しみにしているよ。」


かえるくん と コーチくんは、1週間に1度、こんな風なやりとりをしました。

6週間後、かえるくんは、1mジャンプできるようになっていました。

めでたしめでたし。


このときの、かえるくん と コーチくん のやりとりを、コーチングといいます。

いいかえると

「コーチングとは目標達成の過程全体を支援すること」

といえると思います。


コーチングを使ってみませんか?
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2007年11月18日日曜日

家族の誰かが落ち込んでいるときに効くクスリ

家族の誰かが落ちこんでいるとき、
そしてそれをなんとかしてあげたい、と思うときに
よく効くクスリを紹介しましょう。

実際はクスリというより「ワザ」ですが。


まず、あなたが「影の黒幕」となり、すべてを秘密裏に進める決意をします。

家族の人数分の紙を用意します。4人家族なら4枚です。

折り目をつけるなどして、それぞれの紙を人数分の部分に分ける。4人家族なら、4つの部分に分けますね。

それぞれの部分の上部に家族の名前を書きます。(自分も含めて)

①自分の場所に、自分の短所を5こ書きます。

②続いて、自分の場所に、自分の長所を5こ書きます。無理してでも書いてください。

③家族それぞれの長所を5こずつ書きます。

「影の黒幕」であるあなたは、他の家族のひとりひとりにも書いてもらうよう、こっそり頼みます。



紙を回収してください。家族の人数分ありますね?

「黒幕」の仕事は続きます。

④きれいなカードを家族分用意してください。4人家族なら4枚ですね。

⑤各カードの上部に宛名として家族それぞれの名前を書きます。

⑥家族から回収した紙に書いてある、それぞれの「長所」をすべて、宛名ごとにカードに写します。4人家族なら、ひとりにつき長所が5×4=20こ、ずらずらーっと並ぶわけですね。自己申告ももちろん含めます。


できあがったら、カードをそれぞれ、宛名の人に渡します。

できたら、あなたの目の前で、さっとカードに目を通してもらってください。
そのとき、相手の方はどんな表情をするでしょうか?


顔がパッと、輝きますよ。(じっさいやってみたので保障できます)


もちろん、自分のカードも作ってくださいね。
宝物になります。(経験者が保障します)


このクスリのすごいところは、

誰かひとりを元気づけるつもりが、

元気付けられるのはその人だけじゃない、ってところなんです。




本日のラベルは、当然「愛」でんな。

コーチングでパワーアップ
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2007年11月17日土曜日

2007年11月16日金曜日

一隅(いちぐう)を照らす

「一隅(いちぐう)を照らす」とは、比叡山延暦寺を開いた最澄(伝教大師)の言葉です。

これについて、安岡正篤が『青年の大成』という本のなかで書いていることを抜粋します

おのおのがそれぞれ一燈となって、一隅を照らすこと。この「一隅を照らす」は、伝教大師がその著『山家学生式(さんげがくしょうしき)』のなかに、提唱しておることです。

なんで片隅を照らすなどと、心細いことを言われたのかーーとよく考える人がある。大光明を放つとでも言ってもらいたいところです。しかし聞くだけなら愉快だが、人間みずから大光明を放つことなど、どうしてなかなか出来るものではない。

つまらない人間も「世界のため、人類のため」などと言います。あれは寝言と変わらない。寝言よりももっと悪い。なにも内容がない。自分自身のためにも、親兄弟のためにも、ろくなことができない人間が、どうして世界のために、人類のために、なんて大口きけるか。

それよりも、自分か居るその場を照らす。これは絶対に必要なことで、また出来ることだ。真実なことだ。片隅を照らす! この一燈が萬燈になると「萬燈遍照」になる。こういう同志が十万、百万となれば、優に日本の環境も変わりましょう。

*****ここからは 余談ですが******

安岡正篤先生は、

「豚カツとビールばかり食べていると頭が鈍る」

何度も話されたようです。

安岡先生ご自身は、

「豚カツとビール」

の組み合わせを、本当はこよなく愛したのでは?

と思うのは私だけかしら。


コーチングで一隅を照らす