2008年6月28日土曜日

マンモグラフィーはどのぐらい痛い?

初めての乳がん検診に行ってきました。


40代なので、京都市民は

超音波によるエコー検診ではなく

X線によるマンモグラフィーを受けることになります。


私にとって問題は、

マンモグラフィーが「どのくらい痛いか」です。


できるだけ少量のX線で、「がん」がないか調べるため、

乳房を「できるかぎり平たく押しつぶす」必要があるのですが

想像するだけで「痛そう!」と思うのです。。


私より数ヶ月前にマンモグラフィーを受けた人のコメントは

「まるで、『おせんべい』になるかと思うほどペシャンコにされて・・・」

・・・これは、聞くからに痛そうです。


痛そうだな~イヤだな~と思っていたところ、2週間ほど前に

 乳がん検診の指導をしている保健師さん
 
にお会いする機会がありました。


チャンスだと思い、マンモグラフィーの痛みについて、いろいろい聞いてみました。

「やっぱり、『痛い』というウワサ、聞いているんですね~

 痛みに敏感な方はいますから、そういう方にとってはかなり痛いかもしれませんが、
 
 たいていの方にとっては、そうでもないらしいですよ~」
 
 ―――そうか、そうか。
 
「私もやってみましたけど、わりと、大丈夫でした」

 ―――まだ若いのに、チャンと体験しておくとは「保健師の鏡」だヮ
 
「ある方は『お産に較べたら、大したことないわよ』と言ってました」

 ―――お産、ねぇ~。



で、マンモグラフィーを実際にやってみてどうだったか。

感想: 痛いことは痛いが、「お産」に較べれば「屁」でもない。


今や日本女性の20人に1人は乳がんになる時代なのだそうです。


マンモグラフィーだって、必要なときがきたら、

やっといた方がいいです。恐れるほどには痛くないので。


K保健師さん、いろいろ教えてくださって感謝です。

おかげで、ずいぶんリラックスして受診できました。


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2008年6月27日金曜日

ベストセラーでも嫌わずに



『夢をかなえるゾウ』

今、書店で平積みになっているベストセラーですね。


自己啓発本の「関西のおっちゃんバージョン」です。

テレビドラマ化もされるらしい。


内容に新しいことは無いので、買わないでいたのですが

あまりに売れているので、「どれどれ」と購入。

20代の私だったら、とらない行動です。

アマノジャクとも言われておりましたが。


ベストセラーも食わず嫌いせず、買うこともあるとは、

少しは視野が広がったということでしょうか?


この頃、自分がいつもと違う購買行動をとるときは、

「何故、私はこれを買おうとしているのか?」

「何が私にこれを買わせるのか?」

と考えることにしています。


今回の購入のきっかけは

「自己啓発本がここまで売れるのは珍しい」

「お笑い系自己啓発本は珍しい」

それに、ニューズウィーク日本版で

極彩色の本物のガネーシャの写真を見て

「どひゃ~」と思ったからでもあります。


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2008年6月26日木曜日

危険が迫ったときに役立つこと

もし「タイタニック」のような客船事故が起こったとき、

人は実際にはどのように行動するのでしょうか?


人々はパニックを起こすのでしょうか?


答えはNOだそうです。



1994年のバルト海で、エストニア号という客船が沈みました。

そのとき、生き残ったある人は、このように行動したそうです。


 私は軍隊で習ったスキルを思い出しました。
 通常とは全く異なる反応をしたのです。
 私は自分自身に語りかけました。
 「オーケー。今、自分がとれる行動は選択肢1と選択肢2。
  決める。行動。」
  
 「船が沈むぞ!」などとは語りかけませんでした。
 
 他の生存者達も同じだったのですが、
 私は目の前のことだけに集中していたのです。
 
 
 
多くの人は、危険が迫ったとき、パニックを起こして騒ぐより、

静かになり、麻痺したように動かなくなってしまうのだそうです。


これは、「死んだふり」をすることによって

ライオンなどから身を守る動物の本能が

残っているからだと説明されています。


ところが、この本能は、「沈む客船」などの場合は

かえって命取りになります。


この本能にだまされない方法は2つあります。

ひとつは、非常時に備えてトレーニングしておくこと。

もうひとつは、お互いに大声で声を掛け合うこと。

大声は、麻痺したようになった人を、「我に帰らせる」のだそうです。



タイム6月23日号に紹介されていた記事の要約でした。

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2008年6月25日水曜日

「味噌汁にトマトを入れよ」

ラジオで聞いた話です。


何十年か前、ある家庭の食卓で

明治生まれのお父さんが

「味噌汁にトマトを入れよ。」

とのたもうたそうです。

お母さんは、かなり抵抗したそうですが、

結局、お父さんのいう通りに。


で、その美味しいことに

家族中がびっくり。



「お父さん、どうしてそんなこと思いついたの?」

「西洋料理ではトマトを熱しておる。」



そのお父さんは、当時まだ珍しかった西洋料理を

満州で食したことがあったのだろう、と家族は推測。

以来、トマトの味噌汁は家庭の定番になった、というお話。



指示命令と、客観的事実だけを言葉少なに話す

いかにも「明治の父親」の一典型ですね。

でも、家族から大切にされていることも伝わります。


この話を「うらやましい」と思う男性もいるのでは?



で、トマトの味噌汁は、本当に美味しいですよ。


以下、私が作ってみたレシピ。

赤だし
ナス (5分間あく抜く)
トマト(4人分で中一個ぐらい。皮をむき、種をとって、
    7mmぐらいのさいの目にし、最後に加える)
ミョウガ(最後に加える)


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2008年6月24日火曜日

体育会系の「安静」

土曜あたりから高1の次男の背中痛がとれません。

筋肉痛なら、時間の経過とともに和らぐし、

骨折なら、寝るのも辛いほど痛いはず。

では、内臓関係か?と思い、

日曜日、友人に相談。(本当に感謝です。ご主人様によろしく♪)。


「(もし)動かして痛いなら運動系(のトラブル)」というメールを読んで

あらためて子に聞くと、「静かにしているとマシである」とのこと。

内科か整形外科かで迷っていましたが、

この一言で、整形外科決定。


2時間以上待ち、分かったことは

「レントゲンには写らないが、症状は肋骨骨折のようである。

 (骨折でもヒビなら、写らないことがあるとか)

 でも筋肉が痛んでいるのかもしれないから、様子を見るように。

 腫れてくるようだったら、すぐ病院に来なさい。

 ――― で、部活したい?」

「はい」

「そう」

といって、痛み止めを処方されました。


スポーツ系患者の多い病院とは聞いていました。

確かにラグビー強豪校のクラブバッグをもった高校生とか

日焼け&筋肉系の高校生が多いのです。

そういう病院ならではの診察だと思いました。


今の段階でははっきりとした診断はできず、様子見、ということなのですが

普通の整形外科だったら「安静に」というだろうな、思います。

しかし体育会系の辞書の「安静」の項目には、通常とは違うことが書いてあるのかも。


そして、自分の子の「MY辞書」には

【安静】自転車ではなく、バスで登校する。
    体育の授業(サッカー)は見学する。
    部活は、朝の自主練習を含め、練習補助。あとは監督の指示に従う。

と書いてあるようです。



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2008年6月21日土曜日

ギャラリー「三田三」のこと

「三田三」は「さんださん」と読みます。

私の中学時代からの友人とそのパートナーの三田夫妻のギャラリーです。


古伊万里を使ったアクセサリー、

大島などの古布を使った服やバッグ、

などを製作、販売しています。


三田一之さんの方はアーティストでもあります。


お2人は、

「古事記」「日本書紀」の空気を吸って

生きているようなところがあり、

これから先、何ができてくるのか

私は楽しみにしています。


ギャラリー「三田三」のサイトはこちら



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2008年6月20日金曜日

PTA向けセミナーに行く

6月19日、戸田コーチのサポートで

京都市立樫原中学校PTA主催のコーチングセミナーに行ってきました。


初めての場所なので、途中道に迷ったりしながら、学校にたどりつくと

校庭は球技大会で盛り上がっていました。


ふと見ると、遅れて登校の生徒が一人。

その生徒は軽く会釈して校舎に入っていきました。



中学生が、見ず知らずの大人に挨拶をしていく。



月並みな表現ですが、これはスゴイことだと思いました。




この学校のPTA会長さんはとてもパワフルです。

そして、PTA会員同士に暖かな信頼関係が感じられます。


セミナー中、写真を撮りましたが

皆さんの表情がとても素敵でした。

(ここに載せられないのが残念です)


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2008年6月18日水曜日

「問い」が湧いてくる絵

情報量の多い絵 福岡フローラルイン

福岡のビジネスホテルで

宿泊した部屋の壁にあった

小さな絵です。


山本容子風ほのぼのタッチの絵ですが

何となく視線を引きつける力がありました。


見ていると、いろいろな「問い」や「感想」が浮かんで来るのです。


この写真ではよく見えないかも知れませんが

1)すべての植物に花が咲いているが、この花の木は何の木?
  
  (ホテルの名前が「福岡フローラルイン」なので、花がいっぱいなのはわかる)

2)なぜ、こんなにたくさんの白うさぎがいるのか?

3)3種以上の昆虫が描かれている。蝶は写実的だし、

  バッタも結構リアル。
  
4)そのわりには、木の枝に止まっている鳥の描写がテキトーなのはなぜ?

5)そういえば、うさぎもテキトー。

6)2人の男女の趣味は違うように思える。

  男性は双眼鏡で「野鳥観察」、
  
  女性は虫眼鏡で、なんと「飛んでいる虫の観察」。

7)この2人の関係は、友達?恋人?夫婦?それとも、あるいはそれと同時に

  「野外観察同好会」のメンバー?
  
8)遠くに霞んで見えるのは天守閣。どこの城?黒田城?
  
  
この方のこの記事を思い出す一枚でした。
  


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2008年6月16日月曜日

「福岡の海の幸」のち「すこし鉄子(てつこ)」

西新 けん坊 生牡蠣

Hさんお勧めの『けん坊』で

福岡名物の海の幸をいただいきました。


話には聞いていましたが、

新鮮なお刺身は、食感が「こりこり」しています。

写真は岩牡蠣(夏牡蠣とも言う)です。

普通の牡蠣の3倍ぐらいの大きさがあります。

珍しいものでは、有明海産のアゲマキ(←貝です)

「焼き穴子の寿司」、これは聞き慣れた名前ですが

実際出されたものは、「タレをほとんど使わない」

フワフワの焼きたて穴子のにぎり、でした。

食するのに勇気が要ったのは「子アワビのおどり」。

食事として出されたので、ちゃんと頂きました。

美味しかったです。合掌。




包丁遣いはとても繊細なのですが

器が大胆。

どの料理も、厚み1センチぐらいの大皿に盛り付けらます。

器は素焼きか、釉薬をかけただけのもの。

絵付け皿が「友禅」だとすれば、

釉薬だけの皿は「江戸小紋」を見る感じです。






JR500 WEST JAPAN

福岡からの帰路、初めてこの500系の新幹線に乗ったので、

嬉しくてつい、鉄ッチャン達と一緒に先頭車両の写真を撮りました。

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2008年6月15日日曜日

ヘルスコーチジャパンが目指すもの

福岡では、ヘルスコーチジャパンの研修に参加しています。


…………………………………………………………
人と組織の元気づくりをプロデュース
…………………………………………………………
これが、キャッチフレーズです。


…………………………………………………………
人と組織を強くする「元気回復プログラム」
…………………………………………………………
職場の元気の大半が”対人ストレス”に左右されています。
対人ストレスの大半は、コミュニケーションが関係しています。
そして、コミュニケーション不全が起きると、業績の悪化、メンタルヘルス不全、
顧客満足・従業員満足の低下が起こり、様々なリスクとなって経営を圧迫します。
このような背景から、ヘルスコーチ・ジャパンは、
"人と組織を強くする元気回復プログラム"を開発しました。

…………………………………………………………
人と組織の元気づくりに欠かせない3つの力
…………………………………………………………
わたしたちは、人と組織の元気作りには、
「自己基盤力」「人間関係力」「対人支援力」の3つの力が必要だと考えています。
例えば「自己基盤力」がない人(=自分を理解していない人)は、
相手の言動に対して、その意図を間違って解釈する傾向があり、
そのような思い込みが、その人自身のメンタルヘルスを悪化させる要因となります。
そのため、「自己基盤力」をベースに、「人間関係力」「対人支援力」を養う3つのトレーニングを
必要に応じて体系的に行うことで、円滑な人間関係を築ける人材を育成し、
職場のコミュニケーションを飛躍的に改善していきます。


●人を強くする自己基盤力トレーニング

他人と自分は異なるという認識(相手にとって自分の常識は通用しないという理解)を持つことを学びます。
そして、自分が相手の言動の何に反応しているのか、”反応の源”と”捉え方の傾向”を探ります。


●人をつなぐ人間関係力トレーニング

相手をよく観察し、相手の思いを聴いた上で、
自分の思いをシンプルに伝える練習(アサーティブトレーニング)を行ないます。


●人を育てる対人支援力トレーニング

相手の思いを受止め、整理し、見通しをつける対人支援の方法(コーチング)を学びます。
管理職や、相談業務など、対人支援をしている人たちには、不可欠なトレーニングです。

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2008年6月14日土曜日

古代ローマ貴族の気分って?

『夏休みは古代ローマ貴族の気分を味わう』(AOLの広告より)



どうすればそういう気分が味わえるか、考えてみました。


大理石でできた大浴場で
壁にはモザイクで、イルカやタコなどが描かれていて
エンタシスの柱の間からは、光と風を受ける濃い緑が
自分達はトーガのようなゆったりしたローブ着て、
ゆったり涼んでいる。



AOLの広告は、というと

高級フルーツを食べよう、ということでした。

少し、拍子抜けの気分です。



古代ローマ貴族は果物を好んだのでしょうか?

異なる地域の異なる時代の生活について、

いちばん再現しやすいものは

食べ物かも知れません。


今日は、福岡へ行きます。

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2008年6月13日金曜日

中村俊輔選手の「察知力」とは

中村俊輔著「察知力」幻冬舎新書を読みました。



中村選手の言う察知力とは

 察知力=観察し、分析し、解釈する力

であり、


決して、広辞苑の言う

 【察知】おしはかって知ること。

 【おしはかる】 既知の事柄をもとにして、未知の事について見当をつける。
         推量する。推測する。

のような、あいまいなものではないと思いました。


なぜなら、彼の察知力の最終形態である「解釈」の妥当性は、

世界のプロ・サッカー界という実戦の場で検証されているので、

「そういう解釈もあり得るよね」というような詰めの甘さを

はるかに超えるからです。


中村選手の大切なキーワードなのだから、

「察知力」より、もっとピントのあった言葉を

選んだ方がいいと思うのだけどな。


さて、どんな言葉がいいかしらん。

自分で言い出しながら、ちょっと思いつきません。。。



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2008年6月12日木曜日

李纓監督の『靖国』

靖国

李纓監督のドキュメンタリー映画、『靖国』を見ました。

COCON烏丸にある京都シネマは満員御礼、立ち見の観客までありました。


映画は

靖国神社の御神体が日本刀であることを縦糸に

8月15日前後の靖国は、様々な思いを持つ人々の舞台となることを横糸にして

描かれていました。


李纓監督自身の靖国についての考えは極力抑えられ、

事実のみの配列によって、観客に問いかける、というスタイルでした。



事実のみの配列といえども、

中立な表現にはなり得ないことは、私も知っていますが、

中国の監督にとって「靖国という現象」をこれ以上客観的に描くことは

戦後60年の現時点では困難であろう、という出来であったと私は思います。


私見では、日本人の美質は

誠心誠意と、謙譲の心にあり、

それらを「形」や「仕事ぶり」で表現することに長けていると思っています。


ただ、それをなかなか言語化しない。

言語化すると、本質から遠ざかってしまう、とか

言語化すると、対立が生じる、と

信じているところがある為でしょうか。



これらのことが、かえって

諸外国とのコミュニケーション不全を起こしているのでは?

と思うことがしばしばあります。


もし、「靖国」という映画で語られることに

「言うべきことがある」と思うのであれば、

徹底した言語化を試みるのが

長期的には最も有効な方策でないかと考えています。


ここでいう「長期的」とは、50年~100年先のこと。


写真は映画のパンフレットの一部です。


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2008年6月10日火曜日

下鴨神社内を流れる小川に

今、蛍がたくさんいます。


先日、「源氏物語千年紀」を観たこともあり、

(源氏物語には「蛍」の章がある)

ここの蛍はいっそう雅に思えます。


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発想に行き詰ったなら

発想に行き詰ったなら、次の呪文を唱えながら、
手元にある本を開いてみる。「発想の突破口になる言葉が、
いまから開く頁に書かれています」
すると、そこには・・・(実践したみたときのお楽しみ・・・)

(神田昌典氏のメルマガ「仕事のヒント」より)



発想に行き詰ったので

これを実際にやってみました。

手近にある本を開いてみると

太いゴシック体の「感謝」の2文字が。。。


これがもし、誰かから

「あんたは、感謝の気持ちが足りないのがアカン」

なんて、言われたとすると、

きっと「ムッ」とするのでしょうが

(少なくとも私は)



「あなたの、発想の突破口となるキーワードは『感謝』である」

となると、気分が変わってきます。


自由度が上がるしね。


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2008年6月9日月曜日

笑顔コーチング in Kyoto

本間正人氏の

笑顔コーチング in Kyoto に行ってきました。


「自分の周りに笑顔を増やすために何をするか」

という「ひとつのアクション」を引き出すための

120分でした。


そこで、改めて確認したのは

「人は自分がすでに持っているものに共鳴し、

 すでに持っているものが言語化されると力を増す」
 
ということでした。



「共鳴」や「力を増す」瞬間は

とてもチャーミングな瞬間で、

その場に立ち会うたびに

「なんて、いいんだろう」と思います。


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2008年6月7日土曜日

自己基盤 未完了を完了に

レストランからテラスを見る


今月は、CTP(コーチ・トレーニング・プログラム)で

自己基盤のクラスに参加しています。


自己基盤とは、

「その人を成り立たせ、支える土台・基礎となるもの」

と、私は理解しています。


今月は、なかでも、

「未完了を完了にする」ということを扱っていて

つぎの4つの観点から、自分の土台・基礎を点検しています。

 1 身の回りの環境
 2 経済状況
 3 人間関係
 4 健康
 


これらの「未完了」のうち、ほんの一部でも「完了になる」と

毎日の生活に、時間的・空間的・精神的 余裕が生まれるということを

体験しています。


クラスの他メンバーもそれぞれに自分の体験を持ち寄るので

それをみんなで共有します。

まるで「一品持ち寄りパーティー」のようです。

これが、けっこう楽しい。



余裕が生まれると、目先のことだけにとらわれず、

遠くにかかげた目標やヴィジョンの達成に

心を傾けることができるようになります。


だから、先日から私は「開かずの間」を整理整頓しているのですね。

ちょっと夜更かししてしまいましたが。


京都は梅雨のあいまの晴れ、です。

暑くなるかもしれません。

皆様、よい一日を。


(写真は、キャピタル東洋亭から植物園を眺めたところ)


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2008年6月6日金曜日

終わり方を考えておこう

1時間だけ、整理整頓しようとして、

1時間、やってみたら、

部屋の一角がひどくとっ散らかって、

とてもそのままにしておける状態ではなくなってしまいました。


仕方がないので、

結局全部で3時間かけて、

まあ、見られる程度になりました。


時計を見ると夜中の2時。

これは、まず、明日の体調に影響するので

あまりよろしくありません。


私の整理整頓の課題は

「いかにして、終わらせるか」です。


「すべての○○は終わらなければならない。」
「○○とはあまりに夢中になりやすい事業なので
 (中略)終結すべきタイミングを見失う可能性がある」
 
とフレッド・アイクルはこの本で書いています。

コリン・パウエルはこの本を読んで、湾岸戦争を終結させたそうです。


整理整頓と戦争を同列に扱うのは

あまりのことと思われるかも知れませんが、

私には、何か共通点があるように思われてならないのです。



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2008年6月5日木曜日

トケイソウ、またの名は・・・

トケイソウ
京都市立植物園では、

もうすぐトケイソウが満開です。

3M以上のオベリスクに絡ませたものや、

大きなフェンスに這わせたものなどに

蕾がビッシリ付いていたので、

満開になったら、さぞ壮観だろうと思います。



この花を初めて見た日本人は

「時計に似ている」と思ったのでしょう。

花弁とガクが、文字盤、

3つに分かれた茶色のめしべは、 長針、短針、そして秒針なんでしょうか?

(秒針って、いつから日本にあったのでしょう?)


この花を初めて見た400年前のキリスト教の宣教師は

「この花こそ、南アメリカがキリスト教を待っていた印だ!」ということで

パッション・フルーツまたはパッション・フラワーという名前を付けたそうです。

めしべが「キリストの磔の十字架」に、5本のおしべが「釘」に

その周りの細いひげ状のものが、イバラの冠

花びらとガク、あわせて10枚が10人の弟子。


なかなか激しい見立てだと思いますが、

この場合「パッション」とは、

passion【名】
1 情熱、熱情、激情、理性のない感情
2 キリストの受難 the Passion

ということで、2の意味らしいです。



原産国のひとつであるブラジルでは

マラクジャと呼んでいるそう。

実は日常的に食べられ、

香りも良いので、シャンプーなどに使われるそうです。



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2008年6月4日水曜日

小松帯刀の人気

ひきつづき、NHKの『篤姫』を楽しんでいます。

瑛太が演じる小松帯刀がドラマの中でどのように描かれるのか

興味を持っています。


篤姫に、想いを寄せるという設定も面白いですが、

それと同じぐらいに、小松帯刀という人が、

幕末で、明治維新で、果たした役割に興味があります。



で、このドラマの時代考証をした人による

こんな本

  『龍馬を超えた男 小松帯刀 (原口泉著 グラフ社)』が

出たというので

めぼしい本屋さんで「ちょっと拝見」してみようと思うのですが、

なんと、4件まわって、どこも売り切れ。

新聞広告にも「7刷」と書いてあるし。



私は坂本龍馬のファンですが、

それを超えるとなると?! ますます興味津々です。




京都も梅雨入りしましたが、今日は曇り空です。

皆様、よい一日を。


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2008年6月3日火曜日

装飾の力

2008年5月31日版読売新聞『時の余白に』で、

芥川喜好氏が鶴岡真弓氏の考えとして紹介していることを書きます。


鶴岡真弓氏は美術史家で、ケルト美術に始まり、

装飾に関する文明史を専門としています。


「人類が最初に死者に花を手向けたのは
 6万年以上前といいます。
 その最初の人々の心の中に、
 人間の装飾の起源はあるような気がします。
 一本の花、一つの文様にその思いが託されている。
 装飾とは余白の埋め草なのではなく、
 むしろ人間の生の営みの主題なんですね。(装飾の起源)」
 

さらに。

明治30年ごろ、忽然と、あざやかな青白に

染付けされた陶製便器が出現したことがあったそうです。




「ただ一人の人をそこで迎え、
 鼓舞し、送り出す。
 それが便器の装飾の役目だったと考えたら
 楽しいですね」
 
 
この記事は芥川喜好氏の次の一文で終わります。

「死に手向ける花の心を起源とするなら、
 「飾る」とは祈りにも似た行為であり、
 誰に見られずとも自らの存在を
 心地よく美しく整え、
 自らの生を奮い立たせる、
 本来ひそかな行為ということになるようです。」
 

今回は引用が多くなりました。

文様好きの私には堪えられない面白さの記事でした。

新聞をお持ちの方は、よろしければ、原文にあたってみてくださいませ。





『開かずの間』整理整頓計画はさらに5項目終了。

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2008年6月2日月曜日

『開かずの間』の整理整頓に着手

来客が「そろそろおいとま」のとき、

かなりの確率で間違ってあける戸があって、

まの悪いことに、それは我が家の『開かずの間』の戸、なのです。。


「そこは、『開かずの間』なんですよ~」と私は

笑ってやりすごしてきましたが、

そろそろ、『開かずの間』の混乱ぶりも限界かと

整理整頓に着手。


整理整頓の目標は

1) 何がどこにあるかすぐにわかり、取り出せること

2) ぱっと見て、なんだか面白いこと。
   それがどんなものかは、ヴィジュアル化できていませんが。
   
   
本日は『開かずの間』整理整頓5項目終了。

始めると止まらない性質なので、
「止め方」に工夫がいる、と感じました。
そうしないと、体が続きません。

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2008年6月1日日曜日

実家を探検する②

帯揚と帯締

引越しが多いので、

着物は実家に預けっぱなしです。


自分がいったい何を所有しているのか

デジカメで撮影し、説明書きを添えることにしました。


説明を書きながら、

着物のイロハを学ぶ思いです。


さしずめ「私の中の異文化」といったところでしょうか?



自分の中の異文化に衝撃を受け、

そのときの感激をそのまま職業にしてしまった

俗曲師「うめ吉」のサイトはココ


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