2009年10月12日月曜日
一柳満喜子女史のこと
昨日の続きです。
ヴォーリズ氏の夫人は一柳満喜子さんという華族出身の女性でした。
近江八幡市の資料館では、彼女についての特別展があり、
その生涯の一端をうかがうことができます。
津田梅子らに続いてアメリカで教育を受け、
近江八幡で教育事業など、広く活躍した人です。
この人の考える教育というのは
(1)教授・・・生徒の内的可能性を「引き出す」こと
(知識を注ぎこんだり、つめ込んだりするのではなく)
(2)訓練・・・実際生活にすぐ適用できるよう、生徒を訓練すること
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この時代の日本女性にとって、
キリスト教にふれたり、アメリカに留学するという経験は
天地が開かれる思いのすることであり、
その経験を持って日本で事業をすることは
「いばらの道」であったことと思います。
この女性の生涯はもっと知られてよいと思いました。
(もし実際に出会っていたなら、あまりの厳しさに私は逃げ出していたでしょう・・・たぶん)
*写真は、近江八幡市資料館「辿り来し道をふりかえりて~一柳満喜子の生涯~」から*
自分が輝く3つの方法(私のホームページです)
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2 件のコメント:
意志の強さを感じさせる黒目がちの美しい方ですね。
もっと知りたい・・と思いました。
>意志の強さ・・・
本当にそうですね。
神戸の作家さんが小説にする準備をしているとかで、楽しみにしています。
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