感覚のトレーニングをやってみました。
やりかた:
公園に行って、自然のなかから、アルファベットや数字を見つけ、写真に記録する。
これは、インダストリアルデザイナーの阿部雅世氏が、
「ラジオ体操がわり」に日常行っている感覚のトレーニングだそう。
感覚はトレーニングし続けないと、衰えるそうです。
このトレーニングでは、大人は苦労しますが、子どもは楽々とこなすそうです。
そしてこれは、阿部さんのお気に入りのトレーニング。
さて。
トレーニング場所は、「糺(ただす)の森」。
始めてはみたものの、なかなかアルファベットやら数字やらの文字は見つかりません。
たしかに、自然の中にいろいろな基本形を見つけることはできます。
しかし、どれも「つながったり」「反復したり」「フラクタル風だったり」・・・
ここでは、「W」が見えるような。
同じ形を繰り返しながら、増えていく枝。
わかったこと。
自然の中に、文字の形は単体ではなかなか存在しません。
どれも、「つながって」います。
ある「基本形」が、つながり、反復したり、フラクタル風に枝分かれします。
それが「続けることの可能な形」あるいは「成長するものの必然の形」なのでしょうね。
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そこにあえて文字を探すのです。
地面に落ちた枝や、
偶然の重なりぐあい、
あるいは、一部が似ているだけでもいいので無理矢理こじつけたり
ネガとポジの両方を見たり。
文字【K】のつもり
文字【O】
文字【T】こういう風に落ちていました。触っていません。
文字【V】ちょっと飾りをつけて。
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さらに気づいたこと。
基本形として、目を引くにもかかわらず、
文字の中には存在しない形は
「放射型」
放射型は、その形自体は、それ以上展開できません。
そこで終わりになります。
でも放射型も自然の中によくある形
たとえば、太陽光線など。
「エネルギー発散!」の感覚が伝わってきます。
それを思うと、なぜ世の中には「花好き」が多いのか、
はた、とわかりました。
花の形は「放射の形」。
「エネルギー発散!」の「めでたい」形
梅の花なんていうのもそうですね。
光琳の梅。ちょっとピンぼけです。
自然の中には
続く形 = 成長の形 と
放射の形 = エネルギー発散の形 が
あるのだな、と思いました。
自分が輝く3つの方法(←ホームページをリニューアルしました!)
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