京都在住の直木賞作家、山本兼一氏の本を
お借りしました。
茶の湯の神髄は、山里の雪間に芽吹いた草の命の輝きにある。
人はだれしも毒をもっておりましょう・・・
肝要なのは、毒をいかに、志にまで高めるかではありますまいか。
(毒:三毒のこと。むさぼり・いかり、ぐち、このと)
燃え立つ命の力を、うちに秘めていなければ、
侘び、寂びの道具も茶の席もただ野暮ったくうらぶれただけの下賤な道具にすぎない。
・・・というインスピレーションの源となった利休の体験が何だったのか、
についての推理小説。
味噌松風(みそまつかぜ)のようなお菓子がでてきましたが
この時代からあったのかな。
それにしても、山田芳裕の「へうげもの」を目にしてからというもの
利休に関するどの小説を読んでも、
「マンガにするならこの利休以外にあり得ない」という気にさせられます。
自分が輝く3つの方法(←ホームページをリニューアルしました!)
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