2010年10月22日金曜日

「好き嫌い」に責任を持つ

白洲正子生誕100年です。

ある番組での、彼女と親交があった青柳氏の話の内容から。


ふつう、「好き嫌い」というと

その人だけの「好み」なのだから、

他人がとやかく言うことではない、

ほっときなさい、ということになるのだけれど、

白洲さんの場合は違う。


「あなたは、「これ、嫌い」というかもしれないけれど、

あなたの「好み」からして、本当は「好き」かもしれない。

だから、もう一度、試してみて」


「好き嫌い」の基準は

恣意的な思い込みから、

もっと鍛えられたものすることができる、

というのが彼女の考えだったそう。


「私、間違ってたわよ。

あんなもの、と思っていたけれど、

大間違いだってことに気付いたわ」


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