2010年6月26日土曜日

「ハーバード白熱教室」

先日、TVで最終講義をやっていました。

題して「正義について」。


多元的な文化・宗教が存在する世界では、

何が正義であるか、知るには

それぞれの文化的立場による

「原理」と「事例」をいったりきたりしつつ、

弁証法的にディスカッションすることが。欠かせない。


「正義」の共通理解が得られるかどうか別として

そこから始めるしかない、と考える。という講義でした。


この弁証法的ディスカッションの方法は

はるかプラトンの時代から行われていたそうです。



私がさまざまな宗教に興味を感じるのは

それらが一様に「ニーズ」を扱っていることも理由のひとつです。

しかし、積極的にどの宗教をも選ばなかったのは

多元的な文化が存在する世界で、

一つだけが正しい、信じられるーーー

などということはできない、という理由によります。


多少面倒でも、地道に

プラトン的ディスカッションをするほうが

しっくりきます。

自分が輝く3つの方法(私のホームページです)←応援ありがとうございます

0 件のコメント: