2008年9月5日金曜日

京の「はんなり」

私が参加しているコーチ・トレーニング・プログラムは

電話会議システムを使っているので、

20名程の参加者が全国各地に散らばっているのが

面白いところです。


そうは言っても関東圏がやはり多く、

京都からの参加者が他にもいるときは、

思わず嬉しくなります。


そうすると、

京都では普通に使われる言葉が

全国区では認知度が低い、という現象がときどき観察されます。

たとえば

「はんなり」


【はんなり】落ち着いたはなやかさを持つさま。
      上品に明るいさま。視覚・聴覚・味覚にもいう。(広辞苑)
      
      
特に方言と説明されているわけではないですが、

どうやら上方(かみがた)限定の言葉のようです。

「華在り(はなあり)」の発音がなまったものとも。


「ほんのり」と音が似ているので、淡くフワっとしたイメージを

浮かべるかも知れませんが、それは違うのですね。

どこまでも、華やかなのです。

でも、けばけばしかったり、下品だったりはしません。


私がこの言葉を初めてライブで聴いたのは、20年以上も前で、

呉服屋さんが「はんなりした柄」「はんなりした人」

という使い方をしていました。


Nさん、「はんなり」という言葉を全国に広めるのは、どないやろか?


コーチングで一隅を照らす(私のホームページです)
←応援ありがとうございます

2 件のコメント:

N さんのコメント...

よろしおすなぁ。一翼を担います。
そこはかとなく、浸透していってもらいましょう。

takahashi さんのコメント...

いやぁ、うれしいわぁ。
品よく、しかも、きっぱりと参りましょう。