2008年9月15日月曜日

おわら ゲリラ

家を出たら、そこで

「おわら風の盆」の流しをやっていました。

・・・と、こう書くと、何のことやらと思われるでしょうが、

その、「何のことやら」が実際に起こったのでした。



何が起こっているのか、私は知りたくてたまらなかったのですが、

「越中(富山県)おわら節」は

ゆったりと静かな、胡弓の音色がしんみりする曲なので、

集まった見物の人々も、みな「し~ん」としています。

だから、私も黙って、おわら節とその踊りを、しばし味わったのでした。


舞い手が男女4名、楽器が3~4名、謡が1人、

その他にも関係者が、格の高い着物で傍に控えていて、

舞いがなければ、昔々の結婚式の

花嫁行列でも始まるのか?という雰囲気です。



すべて終わってから、事情を知っている人に話をきけば、

この「おわら節」の一行は

富山県から出てきた、若手中心の一行で、

京都のあちこちで「ゲリラ的」におわらを披露していたのだそうです。


手始めにいきなり、下鴨神社に頼み込み、舞殿を借りて披露し、

それがあまりに良かったので、流しをしたい、ということで

下鴨の住宅街で一曲披露(私が見たのはこれ)。

次は祗園に行くとのことでした。


ドラえもんの「どこでもドア」で、

いきなり富山にワープしたか?と思えるような空間でした。













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