家を出たら、そこで
「おわら風の盆」の流しをやっていました。
・・・と、こう書くと、何のことやらと思われるでしょうが、
その、「何のことやら」が実際に起こったのでした。
何が起こっているのか、私は知りたくてたまらなかったのですが、
「越中(富山県)おわら節」は
ゆったりと静かな、胡弓の音色がしんみりする曲なので、
集まった見物の人々も、みな「し~ん」としています。
だから、私も黙って、おわら節とその踊りを、しばし味わったのでした。
舞い手が男女4名、楽器が3~4名、謡が1人、
その他にも関係者が、格の高い着物で傍に控えていて、
舞いがなければ、昔々の結婚式の
花嫁行列でも始まるのか?という雰囲気です。
すべて終わってから、事情を知っている人に話をきけば、
この「おわら節」の一行は
富山県から出てきた、若手中心の一行で、
京都のあちこちで「ゲリラ的」におわらを披露していたのだそうです。
手始めにいきなり、下鴨神社に頼み込み、舞殿を借りて披露し、
それがあまりに良かったので、流しをしたい、ということで
下鴨の住宅街で一曲披露(私が見たのはこれ)。
次は祗園に行くとのことでした。
ドラえもんの「どこでもドア」で、
いきなり富山にワープしたか?と思えるような空間でした。
コーチングで一隅を照らす(私のホームページです)
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2008年9月15日月曜日
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