2009年12月24日木曜日

若冲の筆をたとえると

若冲は朝鮮の虎の絵を手本にしたそうですが、

かなり正確に写したようでいて

随所に若冲らしさが見られます。

高麗美術館の展示にあります。


先日アップした鶏の絵もそうですが、

精密さを心がけていても

どこかに「エイヤッ」と過剰に伸びるところがあるように思います。

するっとすべって、予定より遠くへ行く、というか。

落ち葉の積み重なりというより、一本の竹。

竹の節は、区切りというより、成長のリズムの証。

性格で言えば、「いちびっている」ような

鼻に「ツーン」とくるような

触ると、つるつるでひんやりしている、どこかにエッジを隠し持つ刃物のような

・・・などと思うのですが、

これを読んでくださる若冲ファンの方は

どのようにお感じなのでしょう?





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