小川洋子氏は「何故小説を書くのですか」という問いに対し、
人生の危機に当たっても、生き延びる方法を(得るために)
(人は)自分にふさわしい、自分の物語を作る。
世界中にあふれている物語を書き写すのが自分の役割だとすれば、
私はもうちっぽけな自分に怯える必要はないのです。
物語は既にそこにあるのですから。
と答えています。
夏目漱石氏は「夢十夜」の中で
(仁王のような彫刻は、)眉(まみえ)や鼻を鑿(のみ)で作るんじゃない。
あの通りの眉や鼻が木の中に埋っているのを、鑿と槌の力で掘り出すまでだ。
まるで土の中から石を掘り出す様なものだから決して間違う筈はない。
というようなことを書いていました。
こういうのを達人の仕事、というのだと思います。
自分が輝く3つの方法(私のホームページです)
←応援ありがとうございます
2009年12月24日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿