2008年8月17日日曜日

五山の送り火

昨夜は忘れずに

送り火の中の東山の「大」の字を見ました。


写真に撮るより、肉眼で見た方が

大文字がずっと大きく見えるのは、

近隣に、比較対象となる、木々やら建物やらがあるからなんでしょうね。


肉眼でみる満月が、やたらと大きく立派に見えるのと同じ原理だと思います。


送り火のあと、京都の暑さもいくらかしのぎやすくなります。

「沖縄より暑い」と言われる京都の夏

それどころか、先日は友人が

「シンガポールより暑い!」と言っていました。


その暑さも、そろそろ終りであることが、

雲の形や、月の姿がくっきりしてくる様子からも

感じ取れます。



それにしても、「五山の送り火」なんて、奇抜なこと、

いったい誰が最初に考えたのでしょうか?

ネットで調べていた家族が「1603年」と言っていました。


関が原の戦いの直後ですね。

絢爛豪華+αの安土桃山時代の終りですね。

名作漫画「へうげもの」の主人公

古田織部が生きていた頃です。


古田織部が誰かをそそのかしたか

もし、自分が関わったのでなければ、

送り火を見て、「しまった、やられた!」と

内心くやしがったのではないかと

私は想像するのです。




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