2009年1月9日金曜日

ONENESS考2 不二

私達はみな平等です。そして宇宙とは、私達のお互い同士の関係です。
宇宙はただ一種類の実体からできていて、その一つひとつが生命を持ち、
一つひとつが自分の存在の仕方を自分で決めています」タデウス・ゴラス


「宇宙がだた一種類の実体からできている」ことを英語でONENESSと言います。

そして仏教用語や禅語の中には、そのことを表現しているらしい言葉・フレーズがあります。


昨日の法話の続きに

「そんなバカな、この自分の体は自分のものだ」と主張する方があるかと思いますが、よく考えて下さい。
本当に自分のものだと信じているこの肉体も、自分の意に反して、年齢を重ねると白髪や抜け毛、
シワが増え、腰がまがり、病にかかってやがて死ぬ運命ではありませんか。
自分の財産もあの世には一銭も持って行くことは出来ません。
自分のものなど、何一つこの世には存在しないのです。ただ、仮に所有しているに過ぎません。

もっと言えば、元は皆な同じなのです。天地と我と一体、万物と我と同根なのです。
それを我々は、勝手に分別しているだけなのです。自己と他を区別し、
自分と他人の間に壁を作っているのです。

『不二』とは、対立を超えた、絶対的平等の無分別の境地をいいます。



私とあなたは、本当は同種の実体でできているのだけれど

それぞれが、自他の間に壁を作る!という存在の仕方を自分で決めている、というのですね。


でも本当は 「無我」=「不二」 だ、というのかも?


「私とあなたは違う」・・・見た目も違うし、思考・行動・感情のパターンも違うし、思い込みの種類も違う。

「私とあなたは同じ」・・・でも同種・同根だから、私はあなたのあり方に心を動かされる。


コーチングで一隅を照らす(私のホームページです)
←応援ありがとうございます

0 件のコメント: