2009年1月30日金曜日

とことんまでつきつめた人 道元

道元は

仏法をとことんまで突き詰めた人といえると思いました。


この人によると、禅宗なんていうものはなく、

ましてや曹洞宗などというものもあるはずもなく、

ただ、「正統の仏法」があるだけ、となります。


正統とは何か、と問われれば

「この人こそ」と思える師から、受け継いだ仏法となります。


当然、その師を代々さかのぼると

ブッダにたどり着くのです。


これだけつきつめると、

他の宗派は正統でない、となるわけですから

あちこちに敵ができて大変です。


そこで、越後の山奥で、孤高の姿勢を貫くことになったのですね。



さて、とことんまで突き詰めると、

後の世にまで、熱烈なファンを生むようです。


千利休がそうであり、

良寛和尚がそうでありました。


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