2008年6月13日金曜日

中村俊輔選手の「察知力」とは

中村俊輔著「察知力」幻冬舎新書を読みました。



中村選手の言う察知力とは

 察知力=観察し、分析し、解釈する力

であり、


決して、広辞苑の言う

 【察知】おしはかって知ること。

 【おしはかる】 既知の事柄をもとにして、未知の事について見当をつける。
         推量する。推測する。

のような、あいまいなものではないと思いました。


なぜなら、彼の察知力の最終形態である「解釈」の妥当性は、

世界のプロ・サッカー界という実戦の場で検証されているので、

「そういう解釈もあり得るよね」というような詰めの甘さを

はるかに超えるからです。


中村選手の大切なキーワードなのだから、

「察知力」より、もっとピントのあった言葉を

選んだ方がいいと思うのだけどな。


さて、どんな言葉がいいかしらん。

自分で言い出しながら、ちょっと思いつきません。。。



コーチングで一隅を照らす(私のホームページです)
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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いまだに「○○力」とすると、本が売れるから?
これは、由々しき問題・・・。
「○○力」の乏しい人ほど、それに引き付けられると思うから・・・。
「洞察&決定」くらいが彼の言う「察知」に近いのかも?

takahashi さんのコメント...

そうそう、「決定」という言葉も
彼の言う「察知」に含まれますね、きっと。