2008年6月5日木曜日

トケイソウ、またの名は・・・

トケイソウ
京都市立植物園では、

もうすぐトケイソウが満開です。

3M以上のオベリスクに絡ませたものや、

大きなフェンスに這わせたものなどに

蕾がビッシリ付いていたので、

満開になったら、さぞ壮観だろうと思います。



この花を初めて見た日本人は

「時計に似ている」と思ったのでしょう。

花弁とガクが、文字盤、

3つに分かれた茶色のめしべは、 長針、短針、そして秒針なんでしょうか?

(秒針って、いつから日本にあったのでしょう?)


この花を初めて見た400年前のキリスト教の宣教師は

「この花こそ、南アメリカがキリスト教を待っていた印だ!」ということで

パッション・フルーツまたはパッション・フラワーという名前を付けたそうです。

めしべが「キリストの磔の十字架」に、5本のおしべが「釘」に

その周りの細いひげ状のものが、イバラの冠

花びらとガク、あわせて10枚が10人の弟子。


なかなか激しい見立てだと思いますが、

この場合「パッション」とは、

passion【名】
1 情熱、熱情、激情、理性のない感情
2 キリストの受難 the Passion

ということで、2の意味らしいです。



原産国のひとつであるブラジルでは

マラクジャと呼んでいるそう。

実は日常的に食べられ、

香りも良いので、シャンプーなどに使われるそうです。



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