2008年7月4日金曜日

『身体は動かしてナンボや!』

野球部員の次男が背中を痛めたとき、

スポーツをこよなく愛する友人から

薦めてもらった本です。

『痛い腰・ヒザ・肩は動いて治せ』島田永和著 朝日新書




整形外科医が書いた本です。


「痛みがあるなら何が何でも安静」というのではなく

できるだけ、早い段階で「上手に」動かそう、というものです。


イチローや「オグシオ」のような一流のアスリートの治療を通して

生まれた考えだそうですが、

 「動いて治す」という考え方は
 スポーツ選手だけのものではなく
 働く人、主婦、高齢者、障害者など
 すべての生活し活動する人間にあてはまるものだと気づいた
そうです。
 
そのためには、治療を医者任せにするのではなく、患者自身が

 自分の身体に起こった異変を理解し、
 自分の力で解決する方法を学んで実際に行動
する方法を書いた
 
 人からしてもらう「受け身」の対処ではありません。
 自ら考えて行動する自立した人間が行う
 「前向き(能動的)」治療です。
 人任せではない分、楽ではありませんが、
 適切に実践すれば必ず効果がでますし、
 しかも効き目が長続きします。


 
そんな能動的治療を行うには、

まず患者自身が

「いつ頃までにどんな生活、どんな活動ができるようになりたいのか」

をイメージし、

治療者の役割は「その人がその人らしく生きることをサポートする」

ことなのだそうです。


考え方の枠組みがとてもコーチング的であります。


この本を教えてくれてた KMさん、感謝です♪


次男は結局、骨折ではなく筋肉挫傷で、毎日休まず部活をしています。
最初は運動内容を制限していましたが、今は完全復帰です。

コーチングで一隅を照らす(私のホームページです)
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