ハーレーン・アンダーソン博士の研修に行ってきました。
最前列席だったので、
博士のデモがかもし出す空気感まで味わってきました。
(この空気感を、私はジェスチャーで表すことができます。
ご希望があれば、いつかお会いしたときにお見せします)
今回の研修の鍵となる概念は
そのクライアントが持つストーリー(時間軸を含めた状況)を
「わかっているつもりにならない」
そのクライアントに有効な解決策を
「知っているつもりにならない」
実際のコーチングデモの前半では
クライアントが見せてくれるストーリーをボールにたとえ、
コーチは会話を通じてクライアントと共に、そのボールを丁寧に大切に調べる。
そして、それがどんなボールなのか、クライアントと共有する。
この共同作業を通じて、クライアントとの信頼関係が生まれる。
この信頼関係作りがなにより大切。
デモの後半では
共有したストーリー・ボールをもとに、コーチが質問や提案をし、
その過程を通じてクライアントが自分にぴったりの解決策をつかむ。
大枠は以上です。
コーチング・デモは2つありました。
実際は、クライアントに応じてハーレーンの対応が変わっていくので、
2つのデモは、特に後半が随分と異なるものでした。
理論だけでない、達人の技を感じさせられる部分でした。
そこに感銘を受けた参加者が、「それは直感ですか?」と尋ねたのに対し、彼女は
「直感ではありません。私はただ、ストーリーに入り込み、
ストーリーに対して私が反応するのです」
「コーチングとは反応の連鎖なのです」
クライアントの独自性とコーチの独自性が反応しあう共同作業を通じて
自分にピッタリの靴のような、すぐに使える何かを、クライアントが得る―――
これがハーレーンの「コラボラティブ(共同作業)・コーチング」なのかなと
私は理解しました。
今回のコーチ21の伊藤守氏の記事、
ハーレーンの研修に触発されて書いたのではないかと思っています。
コーチングで一隅を照らす(私のホームページです)
←応援ありがとうございます
2008年7月24日木曜日
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2 件のコメント:
ぬぬぬ。
シェア、ありがとうございます。
助かります・・・。
今度お目にかかったときには、ぜひ、
「それを見せて」くださいまし。
それまでは、妄想でがまんします。
いや、勝手に像をこしらえんほうがいいですな・・・。
ほんの瞬間芸ではありますが。。
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