2008年7月25日金曜日

コミュニケーションに関連する語彙

22日のハーレーンの研修では、

言葉の意味を確認する場面がいくつかありました。


【コミュニケーション communication】

これは、「表現する」とか「伝達する」ことに重点が置かれている言葉で
どちらかというと一方通行な感じがする言葉だそうです。

英和辞書のリーダーズにも、伝達、報道、連絡、通信などと書いてあります。


ですから、「双方向性」を表現したいときは

【カンバセーション conversation 会話】

【ダイアローグ dialog 対話】

などの言葉を使う、とハーレーンは言っていました。



驚きました。そして 灯台下暗し。

コーチにとって基本的な言葉の意味が押さえられていなかったなんて!



そういえば。

ヴィスコンティの映画『家族の肖像』の原題は

conversation pieces

でした。

この言葉には、18世紀イギリスで流行した、家族団欒(だんらん)の様子を描く

家族の群像画、という意味があるんだそうです。

初めてこの原題を知ったとき、あまりに意外でなかなか受け止められませんでした。

団欒しているようにはとても見えない日本の家族写真に、慣れすぎていたのですね。


コーチングで一隅を照らす(私のホームページです)
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