ビジネスの世界では「コーチング」という言葉は浸透して来ましたが、
それ以外の世界では、まだまだです。
だから、折に触れ、あらゆる方法で、「コーチングとは何か?」
説明してみようと思います。
以前は「コーチング」の「コーチ」は
いわゆる「スポーツのコーチ」とは違うと言っていました。
たとえば、野球の試合で負けた選手に対して、コーチが
「おまえら、たるんでるゾ、
校庭20周走って、根性たたきなおして来い!」
というのは、いわゆる「指示命令型指導」というもので
コーチングではないですね。
でも、今年の選抜高校野球の優勝校、沖縄尚学のコーチの記事を読んで
「ちょっと待てよ」と思ったのです。
以下、4月5日の読売新聞から抜粋
5回に右中間を抜ける当りを果敢な走塁でランニング本塁打にした
伊古聖中堅手は「スピードを落とさずにベースを回るにはどうしたらいいか」と
悩んでいた。相談を受けた伊志嶺(コーチ)さんらは、
バランスを崩さず走る方法を伊古選手と一緒に考え徐々にマスターさせた
という。
この、
バランスを崩さず走る方法を伊古選手と一緒に考え徐々にマスターさせた
の部分は、とてもコーチング。
現状 :「ベースを回るときスピードがおちる」
ゴール:「バランスを崩さずにベースを回る」
だから、コーチングとは
現状とゴールのギャップを、
選手とコーチの双方向コミュニケーションで、埋めること。
どうでしょう?この説明。
「選手」という表現が残っているのが「なんだかなぁ」、ですけど。
コーチングの説明は、一般的な表現で伝えようとすればするほど、ワケがわからなくなります。
たぶん、コーチングの経験というのを、共有していないからでしょう。
どんどん、具体例を出したほうがいいのだろうな。
それから、お試しコーチングを体験するのも、いいですね。
お試しコーチング受付中
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