2008年4月22日火曜日

ピンクは「変化と期待」の色



熊井明子という私のお気に入りのエッセイストの推薦本です。

この人の文章の密度から感じる印象では、

私より10歳ぐらい年上か?と想像しています。


シェークスピアに造詣が深く、

ポプリの第一人者、

ハーブ、花、香りなども守備範囲。


そんな、落ち着いた大人の女性が

こんなカワイイ本を紹介したのだから、驚きました。

  全ページきれいなピンクの色調の写真と、
 「人生をクルリと回して楽しもう」に始まり、
 「自分で気付いていない、もっとすばらしいことが
  まだあるって」に終わるメッセージがステキで、
  私はピンクを初めて<期待と変化>の色と感じて、
  一層好きになり、行動する勇気がわいてきた。
      (オルビスの美容情報誌4月号から)

      


熊井明子氏は昨年、映画監督である夫を亡くしたばかりです。

そのときは、さすがに美容情報誌(月刊)の連載が休みになるか、

そのことに関しての文章があるか、するだろうと思っていました。


しかし、休載は一度もなく、夫の死に関する文章もありませんでした。

いままでと同じように、草花にまつわる話や、

好きな古い映画に関するエッセイが毎月掲載されました。


自分の苦労や悲しみは隠すのが美しい、と思っているわけではないのですが、

私は彼女のそういう態度を見事だと思っていました。


けれど、今日、彼女の

  ピンク色は<変化と期待の色>
  
という一文を読んで、

しみじみ「良かった」と感じました。


あなたのワクワクは何ですか?(私のホームページです)
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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

先日は、お疲れ様でした!
はるかです。
ピンク、不思議と去年夏ごろから好きになったのです。
「変化と期待」の色だったのですね。
なんか、嬉しくなってしまったので
コメントしてしまいました。

takahashi さんのコメント...

はるかさん、コメント嬉しいです。

去年の夏ごろから、
「嬉しい変化」が始まったのでしょうか?

またいつかお会いしましょう!