2008年5月13日火曜日
5月の神事 と 東游(あずまあそび)
5月はあちこちでお祭りがあります。
先日も御茶ノ水駅付近で御神輿をみかけました。
御蔭(みかげ)祭りは
下鴨・上賀茂神社の5月のお祭りである
葵祭にさきがけて行われるお祭りで、
明治までは御生(みあれ)神事と呼ばれていました。
下鴨神社の神様が
あたかも「生まれ直す」かのような
意味を持つ神事です。
「(八瀬の御蔭神社で)神霊の現われを感得し、
祭祀(さいし)によって現われた力強く活動的な、
偉大なお力のある神霊『荒魂(あらみたま)』をいただき(略)
本宮(下鴨神社)の神霊『和魂(にぎみたま)』と合わされたてまつり、
よりすばらしいおはたらきの鴨の神様となられる古代からの祭祀です」
(下鴨神社のパンフより)
糺(ただす)の森の勢いのある新緑が
荒魂の出現を感じさせます。
この時期は、田植えの時期なので、
一年の豊穣を願う神事でもあるのでしょう。
日本古来の農耕文化を象徴しているようですが、
よくよく考えれば、
「時期によって状態が変わる神様」
「定期的にエネルギーチャージをするらしき神様」
というのはユニークです。
ディズニーランドやUSJ以外にも
ワンダーランドはたくさんあるとつくづく思います。
冒頭の写真は
神馬の背に乗った「荒魂」の神霊に向かって
東游(あずまあそび)という歌舞が奉納されているところです。
私はこの東游(あずまあそび)の装束のファンなので、
しつこく写真を撮ってしまいました。
コーチングで一隅を照らす(私のホームページです)
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