2008年5月15日木曜日

災害救助犬 と 日本レスキュー協会



神戸新聞にこんな記事がありました。

 中国四川省の大規模地震で、特定非営利活動法人(NPO法人)「日本レスキュー協会」(兵庫県)は十三日、中国の大阪総領事館(大阪市)を通じ、現地に救助犬四、五頭とトレーナー四人を派遣する意向を伝えたが、中国側から道路寸断などを理由に「人も物資も受け入れない」と断られたことを明らかにした。

 大阪総領事館の領事は取材に対し「支援の意は感謝するが、受け入れ態勢が整っていない。現場までたどり着けない可能性があり、すべての国や非政府組織(NGO)からの人的支援を断っている。当面は資金援助に限り受け入れる方針だ」としている。
(5/13神戸新聞より)


初めて「災害救助犬(レスキュードッグ)」のことを知りました。


1995年の阪神・淡路大震災の救助活動をきっかけに

災害救助犬の人命救助を目的とした民間レスキュー機関として

同年9月1日、日本レスキュー協会が発足しました。


「犬とともに社会に貢献する」ことを理念に

災害時に人命を救助するレスキュードッグと

人の心と体を癒すセラピードッグを育成・派遣しているそうです。


【レスキュードッグ(Rescue Dog)】
地震や台風などの自然災害において、家屋や土砂の下敷きになった行方不明者を、その特性である優れた嗅覚を活かし捜索するために特別に訓練を受けた犬の事です。

【セラピードッグ・動物福祉(Therapy Dog/Animal Welfare)】
セラピードッグとは、ふれあいや交流を通じて人の心を癒す犬達です。


【私が感心したところ(小学生の作文みたいですが)】

日本レスキュー協会は、国内、国外とも幅広く活動しています。

人命救助は災害発生から72時間が勝負とされます。

ですから、できるだけ速く、レスキュー犬を派遣する必要があります。

特に海外派遣では

派遣のための費用の調達と、スムーズな犬の検疫が必要になります。

それらのことを迅速・円滑に進めるための

システムを持っているとのことでした。

救助したい、という「気持ち」を「行動」に移すためには

そのようなシステム作りもとても重要だと思いました。



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