2008年2月14日木曜日

突撃インタビューの是非

ドイツからのご夫妻と金閣寺に行ったときのこと、

気がつくと、奥様の方が

修学旅行の中学生に囲まれていました。

 Where are you from?
 I'm from Germany.
 おい、ジャーマニーってどこ?
 そのまま、書いとけ!
 
 Do you like Japan?
 Yes, I like Japan very much.
 
 おい、おまえも何か質問しろ!
 おまえだけ、黙っているのはずるいぞ!
 (どうやら、修学旅行中の課題であるらしい)
 
 Wh, wh, why do you come here?
 (横からご主人が)To learn Japanese culture and religion.
 (中学生)????(顔を見合わせる)
 (奥様、ドイツ語で)あなた、話すのが速すぎるのよ・・・
 
 
 
 
家に帰って息子にこの話をすると
 「観光旅行中の外国人と英会話をするという課題を
  学校が生徒に課するのはよくない、無礼だって
  習ったよ」
  
たしかにそれもそう。
京都に来る修学旅行生の数は半端ではありません。
その全員が外国からの観光客を囲むとしたら…
と考えるととんでもないことです。


けれども、この中学生達は

「インタビューしてもいいですか?」
と最初に許可を取っていたし、

最後にプレゼントだといって
メッセージカードを渡していきました。

そのカードには富士山の写真と
お礼の言葉と
中学校の住所が書いてありました。

そのカードを、その後の移動中も
ドイツの奥様は、カバンから取り出してながめていました。



今回のインタビューは
無礼ではなく、
日本旅行のいい思い出になったと思います。


コーチングで一隅を照らす(私のHPです)
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