2008年2月23日土曜日

「ひたすら聞く」

「コーチングなんて、ワケわかんないもの」とウチの次男は言います。

次男は、ある学習塾に大変お世話になったのですが、
その塾では「教育コーチング」を提唱しています。

保護者向けの塾の刊行物に
「教育コーチングの例」が載っていて
次男はそれを読んでいるのです。

「あんな質問で、答えを『引き出す』なんて、ウザイよ」
「質問だらけじゃねぇかよ」

次男は関東生活が長いので、関東アクセントです。

あげく、

「質問は攻撃だよ!」
「反抗期が、質問に答えるわけ、ねぇだろ!」


私は「反抗期でない小学生には有効なんじゃない?」
と、言いました。


ご存知のように、
コーチングは質問だけではありません。

次男のようなタイプは
質問などしなくても
自分が欲するなら何時間でも話し、
自分で勝手に気付き、明確にしていきます。


年末から、入試が終わるまで、
毎晩のように、次男の「自己分析&受験戦略」を聞かされましたが
それを「ひたすら聞く」のだって、じつはコーチングなのですね。


次男よ、あなたは知らないうちに
「大嫌いなコーチング」を利用していたのかも知れないよ。

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と、思っていたら、
その後のコーチング勉強会で

「コーチング」か「ヒアリング(←ひたすら聞くに近い)」か

というテーマが出ました。


さきほどの次男の例では、
自己分析&明確化をするのに

「2時間のヒアリングが週に4回」

でした。

たとえ、家族とはいえ、

「いつもいつもそんなこと、やってられへんわ」

です。


実際のコーチングの場面では
「コーチング」と「ヒアリング」のミックスがいいのでしょう。


さて、どのようにミックスするのか?

それは、コーチングを利用する人が選ぶことであり、
また、コーチが適切なセットアップをするところでもあります。こちらは私の宿題。


コーチングって何?(私のホームページです)
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