2008年2月27日水曜日

なかなか決められないとき、デカルトは

なかなか決められないとき、デカルトは
いくつかの「自分ルール」を持っていました。

『方法序説』によると

選択肢Aと選択肢Bがあり
いくら考えてもどちらが最善の選択かわからないとき、

「とりあえず、どちらかに決めよ」

「そして、その選択をキープせよ」

結局それが「最善の選択」になるのとのこと。




Q どうやって「とりあえず」を決めるの?

A「うまくいく確率の高そうな方」を選んでるし。






Q 「その選択をキープする」のはどうして?

A 森に迷いこんだとき、
  一定の方向を守ってあるけば、
  いつかは森から出られる。
  
  見通しがよくなったら、
  自分の進む方向を修正できるし。
  
  けれど、もし、森のなかで、
  「AかBか」とコロコロ変えると
  いつまでたっても森の中で迷ったままだし。
  
  
  
デカルトは、17世紀に活躍した
フランスの哲学者です。

20代、軍隊にはいり、
ヨーロッパのあちこちを旅しています。

キリスト教会の力が絶大だったころで
それは、ガリレオが「地動説」を唱え、大変な目にあったころで

デカルトが自分の哲学を発表するには、はっきり危険が伴いました。

デカルトが懸命に抜け出ようとした「(ヨーロッパの)森」は
どんな森だったのかと思います。

ここで私はディズニーアニメの古典、「白雪姫」を思いだします

白雪姫は森に置き去りにされ、
七人の小人に出会うまで、森の中をさまよいますが、

その場面は、結構怖かったぞ。


コーチングで一隅を照らす?(私のホームページです)
←応援ありがとうございます

0 件のコメント: