なかなか決められないとき、デカルトは
いくつかの「自分ルール」を持っていました。
『方法序説』によると
選択肢Aと選択肢Bがあり
いくら考えてもどちらが最善の選択かわからないとき、
「とりあえず、どちらかに決めよ」
「そして、その選択をキープせよ」
結局それが「最善の選択」になるのとのこと。
Q どうやって「とりあえず」を決めるの?
A「うまくいく確率の高そうな方」を選んでるし。
Q 「その選択をキープする」のはどうして?
A 森に迷いこんだとき、
一定の方向を守ってあるけば、
いつかは森から出られる。
見通しがよくなったら、
自分の進む方向を修正できるし。
けれど、もし、森のなかで、
「AかBか」とコロコロ変えると
いつまでたっても森の中で迷ったままだし。
デカルトは、17世紀に活躍した
フランスの哲学者です。
20代、軍隊にはいり、
ヨーロッパのあちこちを旅しています。
キリスト教会の力が絶大だったころで
それは、ガリレオが「地動説」を唱え、大変な目にあったころで
デカルトが自分の哲学を発表するには、はっきり危険が伴いました。
デカルトが懸命に抜け出ようとした「(ヨーロッパの)森」は
どんな森だったのかと思います。
ここで私はディズニーアニメの古典、「白雪姫」を思いだします
白雪姫は森に置き去りにされ、
七人の小人に出会うまで、森の中をさまよいますが、
その場面は、結構怖かったぞ。
コーチングで一隅を照らす?(私のホームページです)
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2008年2月27日水曜日
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