ニコライ・モロゾフ コーチは
フィギュア・スケート界の金メダル請負人です。
荒川静香、高橋大輔、安藤美姫選手らに金メダルをもたらしました。
モロゾフ・コーチが指導している選手は世界中に20人。
いったい彼がどんなコーチをするのか、TVで見てみました。
4回転ジャンプを試み、転倒した安藤選手に
「ミキ、いろいろ考えちゃダメだ!」
「そうじゃなくって、こう、だ!」
―(私)おお、結構、指示・命令型の従来型のコーチだな。
(コーチングのコーチは指示・命令はしない)
―(私)選手とコーチが目指しているものが一致しているから、効果があるのか?
しかも、ゴールが金メダルだし。
―モロゾフ・コーチはどうですか?
高橋大輔「目の前で実際にやってみせてくれるところが自分にあってますね。」
村上(若手選手)「僕をオリンピックに連れて行く、って言ってくれます。」
―(私)しかも「黙ってオレに付いて来い」タイプ?
モロゾフ流のコーチは
いわゆる伝統的なコーチのイメージに近いと思います。
コーチングのコーチとは違います。
コーチングのコーチは、指示命令でなく、本人の気付きや、選択を重視します。
ゴールにたどり着くのは
「コーチが連れて来た」からではなく
「本人がそう望んだ」からなのです。
どちらも「コーチ」と呼ぶ。
はっきり言って、まぎらわしい。
コーチングの「コーチ」は
別の呼び方を考えたほうが、いいのでは?
コーチングで一隅を照らす(私のホームページです)
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