2008年3月14日金曜日

なにごとのおはしますかはしらねども

中学校の卒業式でした。


来賓、先生、生徒、保護者等々が

何度もお辞儀しあう一日でした。


たいていは、お互いにお辞儀しあうのですが、

壇上に金屏風があり、そちらに向かってお辞儀をする人もいました。


そちらには、なにが在るのか?


「なにごとのおはしますかはしらねども

 かたじけなさに涙こぼるる(西行)」
 
 
鎌倉時代に西行法師がはじめて伊勢神宮を訪ねたときの歌です。 


この「なにごとか」というのが、

私のいちばん好きな答えです。


この「なにごとか」は

伊勢神宮に限らず、

あちこちに偏在していると思っています。



いろいろなことがあった3年間でしたが、

節目となる1日に

そこはかとなく「なにごとか」に

思いを馳せる文化というのは

なかなか素敵。


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