2008年3月22日土曜日

フィギュアスケートで見た 2種類の 集中力

世界選手権フィギュアスケート女子フリーを観ました。



一つは優勝した浅田選手。

演技の冒頭で1mmもジャンプしないまま、転倒。

こんな転び方はしたことがないと本人も言っていました。


しかし、その後の演技は

ひとつの乱れもなく、パーフェクト。

その気持ちの切り替えと、集中力は

さすが、です。




もう一つは4位の中野選手。

気迫が伝わるノーミスの演技。

浅田選手の次の演技でしたが、

観客はスタンディングオベーションでした。


結果は4位で、観客はブーイング。

素人にはよくわからないけれど

専門家の目には歴然とした技術レベルの差があるのでしょう、

そういう点差でした。


しかし、中野選手本人は、満足げで

「自分に出来ることは

 すべて出し切りました」

と、その顔に書いてありました。


できることをすべてやる、

そういう演技、集中力も

人を感動させるのだと知りました。



そういう選手達の ものすごい集中力に敬意を表するため、

テレビの前に正座して、試合を観戦する知人がいます。


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