台所の用事をしながら
NHKラジオの番組を聴きました。
有名な昔話「桃太郎」は
単なるおとぎばなしではなく、
ある史実を元にしているのでは?
という説があるのだそう。
もし、史実なら、
桃太郎は誰で、
鬼は誰なのか?
桃太郎のモデルは、
現在の奈良県田原本町の第7代孝霊天皇の皇子、吉備津皇子(きびつのみこ)。
昔、吉備の国(現在の岡山県)に温羅(うら)という一族がいて、
「いろいろと悪事を働いて村人を困らせていた」
というより実際は、
「大和朝廷に対する 抵抗勢力だった」ので
天皇が温羅族の討伐軍として
吉備津皇子を送り込んだ、という話。
つまり
桃太郎=吉備津皇子=大和朝廷軍
鬼=温羅族=抵抗勢力
というわけなのですね。
なんで、「桃」かというと
吉備津皇子の出身地、奈良県田原本町が
桃の産地だったから。
岡山県が桃の産地になったのは明治以降らしいです。
大和朝廷軍との戦いで
負傷した温羅族の血が流れた、という伝説をもつ
「血吸川(ちすいがわ)」
なんて、物騒な名前の川が
岡山県に本当にあるのだそう。
当時の吉備の村人の
滅びた温羅族に対する
「惻隠(そくいん)の情」
が、地名として残ったと思えてならない。
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「鬼」とは何か?
いろいろな視点から考えることができるが、
たとえばえほんおじさんのぶろぐさんの意見も面白いです。
コーチングで一隅を照らす(私のホームページです)
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