『カラマーゾフの兄弟』はいよいよ最初の佳境、
大審問官の章に入りました。
これは有名な箇所で
たとえば、松岡正剛氏の評論はとても参考になります。
大審問官とは中世ヨーロッパの異端審問官のことで、
小説では、中世のスペインに突如キリストが現れます。
大審問官は、そのキリストに対し、
「あんさんのやったことは、
有難迷惑やったんちゃうかぁ?」
といって、キリストを捕らえてしまうという
過激な内容。
「あんさんは、人間に
自由を与えはったけれど、
人間は、自由を扱いかねて、
結局それを、わてら教会の聖職者に預けよったんや。
人間は、自由より
食べもんとか、奇蹟とか、権威の方が、有難いねんて。
自由は、しんどい、ゆうてなぁ」
自由な人は、
自分で考え、行動を選択し、その結果の責任は自分で負います。
それを「苦しい」と思うか
「解放」と思うか
少なくともコーチングでは、それは「解放」です。
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2008年3月20日木曜日
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